05.ストーカー
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「っ!?」
突然の頭部の衝撃に驚いて、私は飛び起きた。
チカチカする目を動かして、衝撃を与えたものを探した。
起き上がった拍子に体の上に乗っていた本が床に落ちる。
「どうしてここで寝ているのかね?」
「セ、セブルス?」
目を瞬かせながら、目の前にいるセブルスを見上げた。
天窓からは日差しが射し込んでいる。
もう朝?私、寝ちゃってた?
「風邪でもひいたらどうする」
セブルスは床に落ちた本を拾って、テーブルに置いた。
いつも通りの呆れ顔。
「Ms.グレンジャーとマクゴナガル教授が心配しておったぞ」
「いつの間にか寝ちゃってたみたいで……」
「汽車の長旅で疲れていたのだろう。早く準備をして行きたまえ」
優しく笑みを浮かべて、くしゃりと私の頭を撫でると出ていってしまった。
私はシャワーを急いで浴び、準備を整えて寮へと向かった。
寮に戻るなり、部屋で教科書を準備して談話室に降りた。
「みんな、おはよう」
「ユウキ!おはようじゃないわよ。何処に行っていたの?」
「ちょっとね。ほら、早く行こ!」
私はハーマイオニーの背中を押して、なんとか授業に向かった。
最初は温室での薬草学だ。
時間がギリギリだったために、生徒達は既に温室に集合しているようで、私達は少し足早に温室までやってきた。
「やぁ、皆さん!」
温室に入る前で意気揚々とした声が聞こえ振り返ると、笑顔のロックハートとスプラウト教授がやってきた。
朝からこいつの顔を見ることになるなんて、最悪だ……。
「さぁ!早く入って!」
ロックハートのせいなのか、不機嫌なスプラウト教授は何やら話しかけるロックハートの言葉を遮り、私達に温室へ入るよう促した。
さっさと入ってしまおうと歩みを進めたところで、ロックハートの手がすっと伸びてきた。
その手はしっかりと私の手首を掴む。
ゾワゾワと鳥肌が立ち反射的に腕を引くが、その手は離れない。
「ユウキ!君と話がしたかった。スプラウト教授、彼女が2、3分遅れても気になさいませんね?」
私は必死に手首を掴むロックハートの手を引き剥がそうとするが、びくともしない。
今日から鍛えよう。この手をへし折れるくらいに。
「ハリーごめん!」
「え?」
近くにいたハリーの手を掴んで引っ張る。
ロックハートは返事をしていないスプラウト教授に「お許しいただけまして」と言うなり、ドアを勢い良く閉めた。
先に温室に足を踏み入れていたハーマイオニーとロン、スプラウト教授とは強制的にシャットアウトされてしまった。
ハリーを巻き沿いにしちゃったけど、こいつと2人きりになるよりかはマシだ。