04.新学期
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気づけば休暇も終わりを遂げていた。
今日は9月1日。
そういえばこの世界に来てからもう一年経ったんだなぁ、なんて暢気に考えていた。
「準備はできているな?」
「はい」
返事をすると、横にいたセブルスが校長室の扉を叩いた。
扉が開き中へ入るとアルバスが出迎えた。
「やっと来たな。待っておったぞ」
アルバスは大きな手で私の頭をぽんぽんと撫でた。
なぜ校長室に来たかと言うと、セブルスに9と4分の3番線に送ってもらうので、行ってきますと言いに来たのだ。それだけ。
またすぐに会えるんだけどね。
ホグワーツに住んでいるのは秘密なので、しっかりとホグワーツ特急に乗り、日本から戻ってきましたという風に見せなければならないのだ。
ちなみに駅には姿現しで行く。
ホグワーツの敷地内から出てからね。
「アルバス、どうしてもダメですか?」
「かわいい孫の頼みを聞いてやりたいのは山々じゃが、ユウキには安全にホグワーツに戻ってきてほしいのでのぅ」
私はがっくりと肩を落とした。
アルバスが言う私の頼みというのは、キングズ・クロス駅を見たいというものだ。
しかし、あっさりと何か企んでいるのがばれてしまった。
外国の駅を見てみたいっていう単純な好奇心も含めて言ったつもりだったんだけど……。
しかも、あのハリポタで使用した駅。
更にあの壁に突っ込むこともやってみたかった。
アルバスはどうしても怪我なくホグワーツに戻ってきてほしいらしく、私の頼みは却下されてしまった。
私が何かしないようにと、汽車に乗り、発車するまでセブルスの見張り付きだ。
「いい加減諦めたらどうかね?」
セブルスは片眉を上げて言う。
空飛ぶ車に乗りたかったという願望が少しあったりなかったり……。
まぁ無事に空飛ぶ車と共にハリーとロンがホグワーツに着いてくれれば問題ないんだけどね。
「さぁ、そろそろ行きなさい」
アルバスがそう言うので、私は溜め息をついてから笑みを浮かべた。
「無事に戻ってくるので安心して待っててくださいね」
アルバスは楽しそうに笑った。
「いってきます」
「いってらっしゃい。セブルス、ユウキを頼んじゃぞ」
「しっかりと送り届けてきます」
手を振るアルバスに私も軽く手を振り返しながら、セブルスに背中を押され校長室を後にした。
既に学校に戻ってきている教師陣に見つからないように校舎から出た。
そのまましばらく歩き、敷地内から出た。
「さて、準備はいいか?」
「心の準備は出来てないですけど?」
「そんなものを待っていたら日が暮れてしまう」
冗談っぽく言うと、セブルスは口角を軽く上げて笑った。
まぁ冗談じゃないんだけど。
姿現しがどれだけ恐ろしいか……想像しただけで気持ち悪くなっちゃう。
「早く行くぞ。ほら」
ちょいちょいと手招きをするセブルス。
私は少し照れながらも、引き寄せられるかのようにセブルスの胸にくっついた。
しっかりとローブを掴むと、セブルスはそれを確認して私の肩を軽く抱いた。
「少し酔うだろうが大丈夫だ。では行くぞ」
「……はい」
返事をした次の瞬間、視界が真っ暗になった。