03.スマイル
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戻ったと同時に強く抱きしめられた。
私も思わず一度ぎゅっと抱き返す。
でもちょっと苦しい。
煙突飛行直後だから、ちょっと気持ち悪いし…。
「どうしてあぁなったのか詳しく説明しろ。ルシウスのことも、ロックハートのこともだ」
「話しますから……」
私は優しくセブルスの胸を押した。
嫌じゃないけど、苦しいし話しにくい。
「すまない」
セブルスは腕の力を緩め、私を離した。
そして2人並んでソファに座り、私はセブルスの方に体を軽く向けて話し始めた。
「まずはマルフォイさんですけど、私、煙突飛行で失敗しちゃったじゃないですか。それがその……怒らないでくださいね?出たのがノクターン横丁だったんです」
「ノクターン横丁だと?そんな危険な場所に出たのか?大丈夫だったか?」
「はい。すぐにマルフォイさんに出会って、親切にダイアゴン横丁まで連れていってくれたんです」
セブルスは信じられないといったように、眉間の皺を深くした。
そりゃそうだ。あのルシウス・マルフォイが私みたいな冴えないグリフィンドール生に親切にしたのだから。
「ルシウスが?一体なぜ?」
「わかりません。ドラコから私の話しは聞いていたみたいですけど」
考えれば考えるほど、本当にわからない。
純血ではない……というかマグルだし、スリザリン生でもない。
関わりなんてドラコにしかないし、ドラコはからかってばかりだから、そのまま話したなら良い印象は持てないと思うんだけどな…。
「何を考えているかわからん。我輩が探っておこう。話しの続きを」
眉間の皺を深いままに、続きを促した。
「その後はすぐに別れて、次に会ったのが、セブルスも見たあの時です。ハリー達に挨拶していたらいきなり話しかけられて、また会おうとか言われて……」
思い出しただけで寒気がする。気持ち悪い。
顔を歪めていると、セブルスが私の手を掴んだ。
ハッとして顔を上げると、心配そうな表情で私を見ていた。
「傷がついている」
そう言われてやっと気づいた。
無意識にキスをされた手の甲に爪を立てていたらしい。
傷痕がくっきり残り、少し血が滲んでいる。
「大丈夫だ」
セブルスが傷ついた手の甲にキスをした。
カッと顔が熱を持つ。
セブルスはどこか嬉しそうだ。