20.再び禁じられた森へ
Your Name
この小説の夢小説設定名前を入れると、登場人物に自動変換します。
より楽しく読むために名前を記入して下さい。
記入なしの場合、“アマクラ ユウキ(天倉 優希)”となります。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜11時前、玄関ホールでみんなが来るのを待っていた。
フィルチは既に居た。
マクゴナガル教授からの伝言を受け取り、私が来ることは知っていたらしい。
アルバスとの話が終わった後、しばらくするとヒスイが処罰のことが書かれた手紙を届けてくれた。
手紙を書いたのはマクゴナガル教授で、最後に一言「信じられません。」と書かれていた。
絶対に怒ってるだろうな。
しばらくするとドラコが来た。
ドラコは不思議そうな表情で私を見た。
「どうしてアマクラがここにいるんだ?」
「私もハリー達と同罪だからかな。まぁドラコも心配だしね」
悪戯っぽく笑うと、ドラコは微かに頬を赤くした。
「ぼ、僕は1人だって大丈夫だ。逆にお前の方がよっぽど心配けどな」
「心配してくれるの?やっさしい」
「違う!」
ドラコはプイッとそっぽを向いてしまった。
からかいがいがあるな。
「あれ、ユウキ?」
「ユウキじゃない!どうしてここに?」
後ろから声がしたので振り返ってみると、そこには驚いているハリーとハーマイオニーがいた。
「処罰仲間だよ」
2人にそう言うと、更に驚いていた。
あ、ネビルもいたんだ。
ハリーの陰に隠れてるから気づかなかった。
全員揃った私たちは、フィルチに言われて大人しく着いていき、ハグリッドの小屋の近くに来た。
すると遠くから大声が聞こえた。
「フィルチか?急いでくれ。俺はもう出発したい」
ハリーはハグリッドな声に、心底嬉しそうな顔をした。
しかし、フィルチがそんなハリーを見て嫌味を言った。そしてニヤッと笑った。
「君達がこれから行くのは、森の中だ。もし全員無傷で戻ってきたら私の見込み違いだがね」
途端にネビルは低い呻き声を上げ、ドラコもその場でピタッと動かなくなった。
「森だって?そんなところに夜行けないよ…それこそいろんなのがいるんだろう…狼男だとか、そう聞いてるけど」
ドラコ声はいつもの冷静さを失っていた。
ネビルは相当怖いのか、ハリーのローブの袖をしっかりと握る。
「ドラコ怖いの?」
「こ、怖いわけないだろ?そういうアマクラは怖いんだろう」
私は馬鹿にしたように笑うドラコに少し引きつった笑みを向け、ローブの袖を引っ張った。
「ドラコは頼もしいね。さすがの私も真っ暗な森はすごく怖いからさ、ドラコしっかり守ってね」
ポカーンと口を開けるドラコ。
仕方ないじゃん。夜の森だよ?
暗くて何が出てくるかわからないのに怖くないわけないじゃん!
自分で来といてどうかと思うけど。
「お前馬鹿だろ」
「怖いもんは怖いの。あ、ドラコもやっぱり怖いんだ」
「おぉ、ユウキ。本当に来たのか」
ドラコとの言い合いを止め、ファングを従え現れたハグリッドを見ると、少し呆れた顔をしていた。
「マクゴナガルとスネイプがカンカンに怒っとったぞ」
「うわ…」
処罰の後が本当の処罰になりそうだ。
「ハリー、ハーマイオニー、大丈夫か?」
「こいつらは罰を受けに来たんだ。あまり仲良くするわけにはいきませんよねぇ、ハグリッド」
フィルチが冷たく言った。
そして、ハグリッドに連れられ、私達は森の中へと足を踏み入れた。
ドラコが色々と文句を言っていたが、ハグリッドが簡単に黙らせてしまった。
夜の森は怖かった。
この世界に来たあの夜は夢だと思っていたし、クィディッチの試合後の時は木の上だったし、何より会話に気を取られてたから怖くなかった。
今は危険とわかっていて入ってる。
いくら集団とはいえ怖い。
「あそこを見ろ」
ハグリッドが言った。
銀色の物が見える。
一角獣(ユニコーン)の血らしい。
今週になって2回目らしく、死骸も見つけたそうだ。
そして今傷ついているユニコーンを探し出すのが、私達に課せられた処罰だ。
「2組に分かれて別々の道を行こう。そこら中血だらけだ。ユニコーンは少なくとも昨日の夜からのたうち回ってるんだろう」
「僕はファングと一緒がいい」
ファングの長い牙を見て、ドラコが急いで言った。
「よかろう。断っとくが、そいつは臆病だ」
ドラコは顔をしかめていたが、ハグリッドはそんなことは気にせず組分けをした。
ドラコ、ネビル、ファング、私の組みと、ハグリッド、ハリー、ハーマイオニーだ。
何かあったら赤い光を打ち上げろと言われ、二手に別れた。
「ドラコ、怖くないならちゃんとしてよね」
「あぁ、大人しく着いてこい」
私ははぐれないようにドラコのローブをぎゅっと握った。
生意気なお坊ちゃんだけど良い気にさせておこう。頼りにならないけど。
ネビルのことは、ファングに見張るように頼んだ。
てか、禁じられた森を子供達だけで歩かせていいのか!
ユニコーンを殺したやつがいるというのに…。
「おい、ロングボトム、僕の前を歩け」
しばらく歩いたところでドラコが言った。
ネビルはびくびくしながらドラコの少し前に出た。
すると突然ネビルが叫び、赤い光を打ち上げた。
余所見をしていたので気づかなかったが、どうやらドラコがネビルを脅かしたようだ。
ネビルは完全にパニクっている。
ついでにファングも驚いてあたふたしている。