20.再び禁じられた森へ
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校長室の扉を叩くと、扉が勝手に開いた。
「アルバス!」
中へ入ると、アルバスは1羽の鳥を撫でていた。
今までここに来た時はいなかったけれど、一目見てアルバスの不死鳥、フォークスだとわかった。
映画で見たものとは少し違っていた。
白鳥ほど大きく、羽は見事な真紅で、長い尾羽は金色だ。
すべてが美しい。
映画みたいな作り物でなんかでは表現できない、繊細で強い存在感。
「フォークス…」
「おぉ、知っておったか。美しかろう」
アルバスの横に立ってフォークスを見つめた。
フォークスは小さく歌った。
「すごい。こんな美しい生き物がいるなんて…」
「世の中にはもっとたくさんの美しい生き物がおるよ」
感激してしばらくフォークスを見ていたが、ハッとして本来の目的を思い出した。
「あ、そうだ。アルバス、頼みがあって来ました」
「頼みとな?言ってみなさい」
顔を見上げると、アルバスは微笑みながら私の頭を撫でた。
「今夜11時にあるハリー達の処罰なんですけど、私も行きたいんです」
「それは許可できんのぅ。どんな理由で行きたいのじゃ?」
あっさりと断られてしまった。
ガックリと落とした私の肩に、アルバスが手を置いた。表情は微笑んではいるが、どこか神妙だ。
「自分の目で確かめたいことがあるんです。それにハリー達も心配ですから」
「その言い様では、場所は知っているようじゃの。それは危険なことなのかの?」
「んー、なんとも。あ、でも私の知る限りは大丈夫なはずです!」
私は咄嗟に付け足した。
物語さえ変わらなければ、ケンタウルスが守ってくれるはず…。
「いいか、ユウキ」
アルバスが腰を屈めて私を見つめて言った。
「心配するその気持ちはわしらとて同じなのじゃ。わかっておるな?」
「はい」
その話しは最初に怪我をした時によく聞いた。
しばらく見つめ合った。
するとアルバスはニコッと微笑み、私の頭を撫でた。
「よかろう。行くことを許可しよう。ミネルバにはわしから言っておこう」
「本当ですか?」
まさか本当に許可してくれるとは思っていなかった私は、驚きと感激で笑みがこぼれた。
「本当じゃ。だが気をつけるんじゃぞ」