02.ホグワーツ魔法魔術学校
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「他に知っていることはあるかの?正直に答えなさい」
ダンブルドアは少し目を細めた。少しばかり疑っているようだ。
もうこの際、知っていることを答えてしまおう。どうせ探られればばれるのだから。
「この学校の先生も少しばかり知っています。顔は見たことありませんが。あと…」
「あと、なんじゃ?」
これは言うべきなのだろうか。ハリー・ポッターのことを。
でもいつ入学してくるかわからないし、既に在学しているかもしれない。
いや、てか有名だから言ったところで…いっそのこと聞いてみるか。
「あの…ハリー・ポッターのことなんですけど…もう、入学はしてますか?」
私はぎゅっと布団を握って言った。
ダンブルドアもセブルスもとても驚いた顔をしていて、私はすぐに下を向いた。
なんだかよろしくない雰囲気。
しばらくすると、私の手に突然大きな手が重なった。
体も心も大きく跳ねて反応した。
骨ばっていて指の長いダンブルドアの手だ。
「安心しなさい。わしはユウキを信じたくて聞いとるだけじゃ」
ダンブルドアの手はとても温かかった。
声色も優しく、私の心にしみた。
ダンブルドアは本当に私を信じてくれようとしているようだ。
すると自然と体の力が抜けた。
「ユウキはそれをどこで知ったんじゃ?ハリーは今年入学してくる予定じゃが。誰かに聞いたのか?」
ハリーの入学は今年?じゃあ賢者の石だ。
この人なら信じてくれるかもしれない。
だって人を信じて、チャンスを与えてくれる人だし。
「本です。本に、ここの世界のことが書いてありました」
「わしらのことがかね?」
「はい」
私が返事をすると、二人はこそこそと話始めた。
うー、話したはいいがこっからどうすればいいんだろう。
あなたたちの未来が書いてあって、死ぬんですよってか?言えるはずがない…。
『言ってはいけないよ』
「え?」
悩んでいると、突然どこかから声が聞こえてきた。私がこの世界に来る直前に聞いた男の声だ。
「どうかしたのかね?」
「あ…いえ」
セブルスに声をかけられて反射的にそちらを見る。セブルスが鋭い目付きで睨んでいた。
『この声は君にしか聞こえていない。大人しく聞いてね』
聞いてね、じゃないよ。
こいつが私をこの世界に連れてきた犯人だ!絶対にそうだ!誘拐犯め!
それにしても声が結構若いな。
『未来のことを知っているとは言っていい。けどどんな未来かは具体的に言ってはいけないよ?君を元の世界に帰さないといけなくなってしまうから』
いや、できれば今すぐ帰してほしいのだけれど…。
あ、でもセブルスと仲良くしてみたいな。無理そうだけど。
『ここは君が好きな世界。一体なにをし、何人の人を救い、どんな未来を作り出すか、楽しみにしているよ。じゃあね』
どんな未来を作り出すか?人を救えるの?じゃあ今、目の前にいる二人も?私が未来を変えられるの?
というか、これは夢?もしや世に言うトリップとかいうやつ?
「その本にはどんなことが書かれているのかね?」
いつの間にか2人の会話は終わったらしく、ダンブルドアが話しかけてきた。
誘拐犯によればどんな未来か具体的に言わなければいいんだよね。
私はゆっくりとダンブルドアを見つめ、はっきりと言った。
「この世界の未来」
「未来…とな?」
「はい」
「それはどんな未来なのじゃ?」
はい、聞いてくると思いました。
でも言えない。
「言えません」
キッパリそう言うと、ダンブルドアはニコッと微笑んだ。
セブルスは額から角が生えてくるんじゃないかってほど、それはもう鬼の様な酷い形相で睨んできている。
とてつもなく恐くてすぐに目を逸らした。
「校長、よろしいですかな?この小娘の言うことはどうも信じがたい」
セブルスの言う通り。未来のことを言うならまだしも、言えないなんて言われたら信じられるものも信じられないよね。
「そうかの?わしは信じとるが?」
あぁ、やっぱりダンブルドアは優しい。優しすぎる。
それ故に胸が痛む。
「どうして信じてくれるのですか?怪しい以外のなにもないのに…」
「どうしてと言われてものぅ。信じたいのじゃよ」
そう言うとダンブルドアは、優しく私の頭を撫でてくれた。
「校長!」
「セブルス、この子は迷子じゃ。そんなかわいそうな子を再び危険な場所に捨てると言うのか?それに本当に未来を知っているなら、保護する必要がある」
迷子って…確かにそうかもしれないけどさ。
それにしてもさすが校長。こんな理不尽な理由でセブルスが黙りこくっちゃったよ。
まぁセブルスのことだから、捨てればいいとか思ってるんだろうけど。
「それに魔力もある。となるとここに入学する必要があるの?」
そう言って私にウインクしてきた。
私は思わず口を半開きにして、間抜けな顔をしてしまう。
私って魔力あったんだ。
「我輩は反対です」