02.ホグワーツ魔法魔術学校
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目を開けると、そこは見慣れた私室の天井ではなかった。
起き上がると頭がクラッとし、目眩がしてぐるんと視界が回った。
「いったぁ…」
どうやらベッドから落ちてしまったようだ。それにしてもぐるぐるよく回るな。ん?ぐるぐる…?
「何をしているのですか!」
私は目を瞬かせながら、声のする方を見るために顔を少し持ち上げた。そこには1人のおばさんが立っている。
夢じゃない…?
「さぁ立って。ベッドに戻りなさい」
「は、はい…」
支えられながら立ち上がり、大人しくベッドに戻った。
外は明るく日が射している。
どうやら夢ではなかったようだ。
昨夜セブルスに会い、ロープで縛られたのは現実?いや、これは夢だ。
それにどうして気を失ったのだろう。あまり記憶がない。
ベッドに座ったまま、ぼーっと考えていると、話し声が聞こえた。
「あぁ、校長先生。あの子が目を覚ましましたよ」
「状態は?」
「ベッドから落ちる程元気です」
「ほっほっほ」
ベッドから落ちる程元気って、それ元気って言えるんですか?
「校長」
「おぉ、セブルス。あの子が目を覚ましたそうじゃ」
「では早急に話を聞き出しましょう」
「そう焦るでない」
校長とはアルバス・ダンブルドアなのだろうか?
セブルスがいたしそうなるよね?
じゃあここはホグワーツ?
スッとカーテンが開くと視界に黒い影が写った。セブルスだ。
昨夜はよく見れなかったけど、結構かっこいい。
原作の表現だとあまりよくないイメージだったけど、実際は原作のイメージより映画よりのようだ。
しかし、映画と違って少し若い。
一言で言えば、映画の人を若くしたという感じだ。それくらい似ている。
だから昨夜もすぐにセブルスだとわかったのだ。
「おい、聞いているのか」
ハッと我に帰ると、セブルスが不機嫌そうな表情でこちらを見ていた。
「あ、す、すみません」
「セブルス、そう怖い顔をするでない」
セブルスがそのままの表情でスッと身を引くと、ダンブルドアが私の前に立った。
長い髭にブルーの優しい瞳、半月形の眼鏡の老人。
どう見てもダンブルドアだ。
「怪我の方は大丈夫かの?」
怪我?頭が痛いのは怪我のせいか。
倒れた時にでもぶつけたのかな?
「はい。大丈夫です」
「それはよかった。あぁ、自己紹介がまだだったの。わしはアルバス・ダンブルドアじゃ。さて、名前などいくつか君に聞きたいことがあるのじゃが、よいかな?」
「は、はい」
恐る恐る返事をすると、ダンブルドアはニッコリと優しく微笑んだ。
安心させるような、癒される笑顔だ。
しかし、その後ろではしかめっ面のセブルスがこちらを睨んでいる。
鋭い目付きが少し恐いがかっこいい。
「えっと、アマクラ ユウキです。あ、ここは外国だからユウキ・アマクラかな?日本人です…」
「ユウキと言うのか。ではユウキよ、君はどこから来たのじゃ?どのようにしてここに?」
どこからと言われれば自分の部屋から?
それとも異世界からだろうか?
それとも日本?
それにどのようにって…私が知りたいよ。
「えっと…日本にある自宅に居て…き、気づいたらあそこに…」
「嘘をつくな!なぜ禁じられた森にいた!」
突然の声にビクッと身体が跳ねた。
あそこって禁じられた森だったんだ…。
「まぁまぁセブルス。落ち着きなさい」
「私、嘘はついてません」
「わしは君を疑っとらんよ。ここがどこだか知っとるかね?」
私は言葉を詰まらせた。
ここは正直に答えるべきか?でも答えると厄介なことに…。
いや、でも正直に答えない方が厄介なことになりそうだ。
何しろここは魔法界。
魔法や薬を使われたら嘘が一瞬にしてばれる。
というか開心術で一発アウトじゃん。
「えと……ホ、ホグワーツ魔法魔術学校…?」
相手の表情を伺いながら恐る恐る答えると、ダンブルドアは驚くこともなく、うんうんと頷いた。
セブルスは眉間の皺を一層深くしている。
「ここのことを誰かに聞いたのかね?」
「聞いたというか…まぁそんな感じです」
「セブルスの名前を知っていたと言うが?」
「は、はい…セブルス・スネイプ教授……ですよね?」
私はセブルスを見て、最後に尋ねの言葉を付け足すように言った。
今までの人生の中でここまでびくびくしたことがあっただろうか。
今まで説教をされても冷静に聞くことができた私だが、これはさすがに辛い。状況が違いすぎる。
「校長!やはりこやつ怪しすぎますぞ!」
セブルスは途端に杖を突き付けてきた。
少し嘘をつけばよかったと今更後悔した。
「脅えておるじゃろう。杖を下ろしなさい」
「しかし校長」
「セブルス」
セブルスは悔しそうに私を睨みながら杖を下ろした。
しかし、下ろしただけでしっかりと私の目に入る位置にある。
校長がいなかったら、私はその杖の餌食になっていたに違いない。
あ、もうなったか。