12.スリザリンのスパイ
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私はマダムに起こされ、重い体を起こした。
体の疲れが取れない。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です。ありがとうございました」
マダムに礼を言い、夕食を食べに大広間へと向かった。
まだ眠い。さっさと食べて寮へ戻ろう。
適当なテーブルに着き、油っこいものは食べたくないと思いながら、取り敢えずソーセージを口にした。
寝起きのせいか、そこまで食欲がない。
2本目のソーセージを口にしようとした時、視線を感じて顔を上げた。
なぜだろう。グリフィンドールの1年生が私を見ている。
しかもみんなだ。
上級生たちもチラチラと…なんで?
「私の顔に何かついてる?」
私は一番近くにいたラベンダー・ブラウンに尋ねた。
ラベンダーは、あーとかうーと言ってハッキリと答えない。
「ハッキリ言ってよ」
ラベンダーは困った顔をして黙ってしまった。
他の人も何か答えてよ。
そんなじろじろ見ないでさ。
私はムッとしてソーセージを口に放り込み、さっさと寮へ戻ろうと大広間を出た。
ネビルを助けたのが何かいけなかったのかな?まったくわからない。
悩みながら廊下を歩いていると、突然後ろから肩をグイッと抱かれた。
びっくりして振り返ると、そこにはにこやかなフレジョいた。
「びっくりさせないでよ」
「悪い悪い」
「怪我は平気かい?」
「あ、うん」
2人はいつも通りだ。
少し嬉しくて笑みを浮かべた。
2人はハリーがシーカーになったことを教えてくれた。
そっか、あの後ドラコから思い出し玉取り返したんだ。
「そんなことより、何を悩んでるんだい?」
私はそうだったと思い出し、2人に話した。
「それがさ、みんな様子がおかしいんだよ」
「なんだ、そのことか」
「教えてやるよ」
私がパッと表情を明るくすると、2人は私の前に立ちはだかった。
私は足を止めて2人を見上げる。
「あ、リー」
フレッドが廊下を通りかかった双子の仲良しのリー・ジョーダンに声をかけた。
「僕たち姫の悩みに乗ってあげなきゃいけないんだ」
「あれはまた今度な」
「あぁ、また姫か。わかったよ」
リーは仕方ないといった様子であっさりと了解し去っていった。
なんだ、姫って。
2人は私に向き直り話し始めた。
「医務室での話さ」
「医務室?」
私は先ほどまでいた医務室を思い浮かべ首を傾げた。
「途中スネイプが来たそうじゃないか」
「あぁ、薬を持って来たけど…」
「その時スネイプと話しただろ?」
「うん。少し話したけど」
確か無茶するなとかなんとか…。
それが一体なんだっていうんだろう?
「校長に無茶するなと言われた話し」
「うん」
「ユウキが何かする度にスネイプが呼び出される話し」
「ん?んー、あ、したした」
したと言うより言われた、の方が正しいけど。
というかなんで2人が知ってるの?
あそこにはセブルスとマダムとネビルと私しかいなかったはずだけど…。
「なんで知ってるの?」
つい眉間に皺が寄った。
「そんな顔するなよ」
「かわいい顔が台無しだ」
私は少し頬を赤らめながら、ムッとして2人を睨んだ。
早く話せ!
「ネビルがみんなに話してた」
「は?ネビル?」
「そう、ネビル」
確かにあの中で言いふらすとしたらネビルしかいない。
なんでそういうとこだけしっかり覚えてるんだよ。忘れてよ。
てかなんで言いふらした?
「スネイプが呼び出されるって話でみんなユウキを怪しいって思ったみたいだ」
「怪しい?」
私は元から怪しいけど、って違うか。
その話しが本当だったらやばくない?
なんでスリザリンの寮監が、大嫌いなグリフィンドールの生徒のことで呼び出されるの?ってなるよね。
そりゃ怪しいわ。