第8話・カーニバルの幕開け
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『ね…さんっ?』
どうしてここにまどかが居るのか疑問しかないが
カノンはブレードチルドレン以外は殺さない
今のうちにとセツラはふらつく足を叱咤し立ち上がると理緒たちに駆け寄る
『無事かっ…』
香介「なんとかな…っだが涼子が」
『亮子も命に別条はないから安心して…』
気を失っている亮子を抱いている香介を安心させるようにセツラは言う。そして理緒に向き直ると真剣な顔で言う
『理緒…トラップゾーンの起爆スイッチを私に。私が姉さんと一緒にカノンを惹きつけるからその隙に歩を解放してここから離れるんだ』
理緒「お姉ちゃんっ…でも!!」
『大丈夫。可愛い妹弟たちを残して死んだりしないよ』
セツラは理緒から爆弾の起爆スイッチを受け取ると立ち上がる
理緒「死んじゃ…やだよ」
『勿論』
安心させるように笑ってからセツラはカノンの元に向かった
いくら現役の警察官であるまどかとて戦い慣れているカノンには敵わない。セツラが駆けつけると銃弾とナイフを受けて血を流しているまどかの姿があった
『っカノン!!』
カノン「まだ動けたかっ…」
まどか「セツラちゃんっ!?」
銃を片手にカノンに詰め寄るも持っていたナイフで脇腹を刺される
それでも理緒たちのところへは行かせまいと踏ん張るセツラ
香介「行かせはしないぜ!!カノン!!」
『香介っ!?』
香介の登場にカノンは標的を変えて発砲しようとしたが
歩「よせ!!カノン・ヒルベルト!!」
理緒の手によって自由になった歩がカノンに銃を向けて立っていた
歩の登場に怯んだカノン。その隙にセツラと香介がカノンに飛びつき、トラップゾーンに転がり込んだ
そしてセツラは起爆スイッチを押した
。