第7話・狩りをする少年
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カノンはラクスを見据えて話す
カノン「セイバー勢力の有力者だった彼は…貴方のお父様は貴方に何も話していなかったんですね」
バルドフェルト「!!」
ラクス「どういうことですの…?」
カノン「いえ。あの人には僕らも恩があります。彼が話さなかったというなら…僕から話すことはありません」
きっと、大切な姉も
彼らを巻き込むことだけははしたくないのだろう
カノン「セツラを大事だというのなら国へ帰ってください。何故何も言わずに姿を消したのか、その意味をよく考えてください」
確かにそうだとバルドフェルトは思う
事実、セツラ本人が”巻き込みたくない”といっていたから
ムウ「帰らねえよ」
それまで黙っていたムウが口を開く
ムウ「例え他の連中が帰ったとしても俺は帰らねえ。絶対にセツラを見つける」
カノン「・・・そうですか」
カノンが部屋を後にしてからバルドフェルトは息を吐く
キラ「バルドフェルトさん…セツラに会っていたんですね」
バルドフェルト「黙っていたことは謝ろう。だが、話したらまた逃げられたからね」
マリュー「でしょうね。セツラさん頭の回転も行動も早いから」
ルナマリア「でも…こうなったらもう会えないんですよね?」
カノンの接触後にまた隠れるということはバルドフェルトも聞いたいたので頷く
アスラン「・・・少佐;;気持ちはわかりますが落ち着いてください」
キラ「自分よりバルドフェルトさんを信用したことショックだったんですね;;」
マリュー「カノン君だったかしら…彼もいっていたでしょう;;感情で動くような人じゃないと。貴方は感情で動きすぎなのよ;;」
ムウ「うぐ;;」
ムウ自身自覚があるので言葉につまる
ラクス「お父様…何かまだ知らないことがあるのでしょう…」
ラクスは顔を上げる
ラクス「わたくしは一度プラントに戻り、家を調べてみますわ。何か分かるかもしれません」
キラ「僕も…」
ラクス「いいえ。セツラは貴方の家族ですわ。アスランに同行してもらいますので貴方は残ってください。カガリさんも明日此方へ向かわれるのでしょう?」
キラ「でも…」
ラクス「嫌な予感がするのです。わたくしにではなくセツラに…わたくしは貴方とカガリさんに後悔はして欲しくありません」
キラ「わかった…」
考え込んでいたバルドフェルトが口を開く
バルドフェルト「ラクス。調べて欲しいのことはいくつかあるが…ブレード・チルドレン、セイバー、ハンター、ウォッチャー…そして鳴海清隆について調べてくれ。どうにもこの男何かありそうだ」
ラクス「わかりました」
バルドフェルト「俺は此方で”月臣学園”を探る…セツラがいうにはあの学園はブレード・チルドレンにとって”檻”と言っていた。こも前の殺人事件も無関係ではないようだ」
一気に物騒になってきたことにルナマリアたちも息を飲む
バルドフェルト「まあ。我々も殺人を強く言える立場ではないんだがね…」
ラクスがプラントへ戻り、カガリが日本へやってきた
そして例の月臣学園で”銃撃戦”が起きていると知らせが入ったのがそれから5日後
刺されたアイズが目をさました翌日のことだった
。