第3話・キエタキミ
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バルトフェルド達3人が行政府に向かえば、プラントにいるキラ達と画面越しに通信をしていた。
その側では不安そうなマーナが居る。
バルトフェルド「いったい何があった」
マーナ「セツラ様をお呼びしても返事がなく部屋に入ったらコレが…」
マーナが手にしていたのは一通の手紙と電源が落とされている彼女のハロ
キサカ「連絡を受けて直ぐに部屋を調査したところ貴重品等が無くなっていた」
マリュー「つまり自分で姿を消したと…?」
マリューの問いかけにキサカが頷く
アスラン「キラやカガリにも何も言わずに…」
ラクス「私達にもです……」
キラ「僕があの時……もっと気にかけていたら……っ」
あの日の夜に見たセツラの姿を思いだし、キラは俯く
カガリ「国外に出たのは確かだ。だが行き先がわからない」
バルトフェルド「……突発的ではないな」
アスラン「ええ。以前から計画はしていたのでしょう」
バルトフェルドは渡された手紙を見る
バルトフェルド「最後にしなければならないことか…これは早く見つけないと不味いな」
マリュー「まさか……っ」
察したマリューにバルトフェルドは頷く
バルトフェルド「セツラはもう此処に帰ってくるつもりはないんだろう…やるべき事を果たしたらいや、このやるべき事のためには死ぬつもりかもしれない」
その言葉に誰もが言葉を失う
メイリン「そんなっ…!!」
バルトフェルド「まだ憶測に過ぎんがね」
メイリン「セツラ様……っ」
ルナマリア「でも……どうして…」
ルナマリアが呟くとキラやラクスの視線がむに向かう
キラ「ムウさん……直前にセツラと会ってませんでしたか?」
その問いかけに固まっていたムウが我に返る
ムウ「ん…ああ……相談事をしてたんだが」
アスラン「相談事?」
ムウ「ああ……マリューにプロポーズするのにアドバイス貰えないかって」
ムウの発した言葉にその場にいた全員が目を見開き、バルトフェルドは頭を抱え、マリューに至っては唖然としている
ムウ「……まあフラれたけどなー」
力なく笑うムウ
そんなムウにマリューは近づく
マリュー「貴方は思い出さなきゃならないのよ」
ムウ「思い出す…?」
マリュー「ええ。貴方が本当に大切にしていた人をよ」
そう言って
マリューはムウにペンダントを手渡した
カガリ「!それは」
キラ「マリューさん。どうしてそれを…?」
マリュー「海辺で見つけたのよ。きっと海に捨てたのが流れ着いたのね」
それは”彼女“が大切にしていたペンダントと指輪だった
それを受け取ったムウ
ムウ「……指輪」
何故か見覚えがあるその指輪をじっと見つめるムウ
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