第9話・襲撃
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そんなある日
短刀達は本丸の庭を駆け回り、彼らの兄達は軽傷の身ではあるがその光景を穏やかに見守っていた
一期「(あの審神者殿が来てから空気はかわった…弟達も手入れがされて元気になった)」
あの審神者は前任の審神者とは違う
そう理解できても、まだ歩み寄ることのできない刀たち
一期「・・・どうすればいいのでしょうか」
その呟きに誰もが俯く
ーーーーーーピシッ
その時どこからともなく物音が聞こえた
鶴丸「?なんの音だ?」
ーーーーーーピシッビシッ!!バキッ!!
空間に切れ目が入る光景に全てを察する刀
石切丸「結界が破られる!!襲撃だ!!」
次の瞬間空間の裂け目あら時間遡行軍が雪崩れ込み、こちらへ向かってきた
応戦するにも自分たちは負傷している身、全力は出せない
やられる
誰もがそう思った時だった
『”盾(シールド)”!!』
声とともに現れた”盾”が攻撃を防いだ
石切丸「これは・・・」
今剣「あるじさま!!」
そこに立っていたのは薬研たちとともに現れた審神者だった
薬研「結界が破られたのか?大将の力はそう簡単に破れるもんじゃないはずだが」
『少し妙ね・・・前鬼、後鬼』
刹羅の呼び声に前に立つ二人の鬼
『三日月、まんば君、大倶利伽羅と一緒に遡行軍の殲滅をユエは上空からの情報を清光、五虎退は朧と一緒に本丸の護衛を薬研は私と一緒にお願いしたいことがあるの』
素早く指示を出した刹羅
その指示に従い各々が刀を手に的に向かう
清光「全員無事?」
五虎退「みなさん!!」
本丸の護衛を任された清光と五虎退は仲間の無事に一安心する
石切丸「この結界は・・・?」
清光「この盾は主の力だよ。石切丸さん」
乱「主さんは・・・っ」
視線を向けると少し離れたところに立っている薬研と審神者の姿が見えた
ケルベロス「大丈夫や。あいつを信じてみい」
刹羅は服の中から小さな鍵を取り出す
そして魔力を込めるとその足元に魔法陣が浮かぶ
『月の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ、契約の元我が命じる・・・”封印解除(レリーズ)”!!』
すると鍵は姿を変え
先端に三日月と翼、水晶の杖となる
『風よ戒めの鎖となれ”風(ウィンデイ)”!!』
突然の襲撃は殲滅
結界の補強も終えたメンバーは
刹羅を上座に本丸の大広間に集まっていた
。