第4話・宵闇に輝く月
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翌朝
こんのすけ「なんと!!三日月様がお仲間になったのですね!!」
政府から戻ってきたこんのすけは三日月の姿に感激していた
『おかえりこんちゃん。朝ごはんできてるよ』
ちなみに今日の朝ごはんは出汁と卵で作った朝粥だ
それを口にした三日月は顔を輝かせる
三日月「・・・美味い」
薬研「だろ?大将の飯は美味いぜ」
五虎退「はい・・・美味しいです」
清光「うん!美味しい」
そんなメンバーに刹羅は笑みを浮かべていた
こんのすけ「主様!!とても美味しかったです」
『それは良かった。それでこんちゃん政府はなんと??』
刹羅の言葉にこんのすけは言いづらそうに口を開いた
こんのすけ「いい加減出陣をしろとのことです…」
『いい加減…ね。私がここにきて一週間しか経ってないのに』
こんのすけ「申し訳ございません…」
『こんちゃんが悪いわけではないのだからそんなに謝らないで。でもおかしいわね…”華菱さん”と”霧矢さん”にも言ってあるのだけど』
刹羅の言うこの二人
華菱は侑子の知人でミセの客でもあった同業者の一人で
時の政府の重役でもある男性
霧矢はその華菱の弟子として働いている
どちらも刹羅や四月一日の理解者で協力者だ
そもそも刹羅がこの本丸にきたのも彼らからの要請があったからだ
こんのすけ「実は・・・お二人は急な任務で出払っておりまして・・・私が謁見したのは”星火様”です」
その言葉に刹羅と従者たちは難しい表情をした
清光「主の知ってる人?」
『ええ…知っているけれどあまり近づきたくはない人ね』
薬研「大将がそう言うのは珍しいな」
薬研の言葉にケルベロスが大きく説明する
ケルベロス「当たり前や!!あいつ刹那をやらしい目で見とんねん!!あかん奴や!!」
ケルベロスの言葉に月も鬼兄弟もウンウンと頷いている
三日月「・・・ほう」
薬研「大将美人だもんな;;」
五虎退「ぼ、僕達が守ります」
清光「変態になんか渡さないからね!!」
そう、口々に話してくれるメンバーに刹羅も笑みを浮かべる
『まあ、資材のことを考えるとせめて遠征か…簡単な出陣は必要になってくるけど』
月「部隊は6振り編成なんだろう?」
前鬼「薬研殿、五虎退殿、加州殿、三日月殿ですか…足りませんね」
そう言った時だった
?「なら俺たちを連れって行ってくれ」
襖の向こう、縁側から聞こえた声に刹羅が襖を開けると
布をかぶった青年と褐色の肌に龍の刺青のある青年が庭に立っていた
清光「山姥切に大倶利伽羅?」
立っていたのは山姥切国広と大倶利伽羅だった
大倶利伽羅「…戦場に行くなら連れて行け」
山姥切「…頼む」
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