第3話・愛を求める刀
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その日の夜
刹羅は一人縁側に座っていた
『・・・』
ふと気配を感じた刹羅はショールで隠した顔をあげる
三日月「ほう……そなた一人か」
月明かりの下に立っていたのは一人の男
平安時代を思わせる青い狩衣を纏ったその存在
天下五剣、三日月宗近
『私に何か?』
三日月「ふむ…夜に現れた俺にも動じぬか」
三日月は笑みを浮かべて口を開く
三日月「何、そなたに捕らわれた薬研藤四郎、五虎退、加州清光を取り戻しに来たのだ」
三日月の言葉に刹羅がぴくりと反応する
三日月「丸腰のおなごを斬るのは忍びないが…許せ」
そう言って一瞬で間合いを詰めた三日月は太刀を刹羅に振り下ろした
。