魔術師は白い夢を見る②
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結界を強行突破した刹羅達
『(魔術結界か……嫌な予感は当たったって事か)』
ため息をつきながら次にどうするか考えていると視界に薬研の姿を確認する
その薬研に声をかけようとして、彼の側に居る二人に気付き、思わず名前を呼ぶ
『立香に…マシュ…?』
そう呼べば
マシュ「っ…刹羅さぁぁぁぁぁんっ!!」
と泣き叫び刹羅に飛び付いたマシュ
ぼろぼろと涙を流してしがみついてくるマシュの背中を擦りながら立香に視線を向ければ
立香「っ~~刹羅さぁぁぁんっ!!」
立香も号泣しながら刹羅に抱きついた
薬研「やっぱ泣いたか;;」
加州「そりゃそうでしょ;;」
厚「二人とも大将になついてたからなー」
立香とマシュに抱きつかれ、頭にはフォウがしがみついている刹羅
『二人の経緯も後で聞くとして…ご苦労様。薬研』
薬研「おう」
万斉「拙者には?」
『ゴクロウサマデス』
万斉「刹羅殿ーーーっ!!」
『うぐっ…;;』
今度は背中から万斉が抱きつく
『(身動きとれない…;;)』
三日月「好かれることは良いことだぞ主」
『わかったから;;身動きとれないから一旦離れてほしい……』
万斉「片時も離れないでござる!!」
『片時は離れましょう。てかこのやり取り数日前もしたよ!?』
そんな刹羅を見かねた三日月がマシュと立香に声をかける
三日月「ほれマシュに立香。じじいも胸を貸してやるぞ」
「「三日月さぁぁぁぁぁぁん!!」」
三日月「はっはっは」
加州「完全に孫とおじいちゃんだよねー」
厚「万斉はくっつき虫のごとく大将にだきついてるな」
そんなわちゃわちゃとした光景に
綱吉は収拾がつくのか不安そうに刹羅を見る
『・・・誰か収拾つけてー』
綱吉「放棄した!?」
『放棄したくもなる…』
刹羅がそうぼやいたとき
舞華「……んでよ…」
その呟きに刹羅達が声の主に視線を向ければ
舞華「なんでよ…っ!」
刹羅を睨み付け、そう叫ぶ高杉舞華の姿があった
その足元に散らばっている破片を確認した刹羅
『……"魔術具"。さっきの結界の媒体はソレで間違いな』
リボーン「あいつも魔術師か?」
『いや媒体が壊れた今魔力は感じない。魔術師ではないよ』
だが、魔術具を彼女に与えた人間は間違いなく"魔術師"だ
それがわかった以上、刹羅は見て見ぬふりはできない
いったい誰が…?
そう思い舞華に視線をもどすと、舞華は叫ぶ
舞華「万斉様から離れなさいよ!!このアバズレ!!」
そっち(●×●)!?
。