sleep
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私は寝床に着く。
一足先に眠りに落ちたキルアの隣に潜り込んで。
可愛い彼の頬にキスをして瞳を閉じる。
こんな時しか大胆になれない私。
これがキルアに内緒にしてる毎晩の日課なのだ。
あー、この瞬間が一番幸せ。
キルアの匂いがして、すごく落ち着く。
そんな癒されている私をよそにキルアは
布団の中で慌ただしく寝返りを打つ。
「あつ…」
そう言いながら私にくっついてくる。
暑いくせにくっついてくるって矛盾してるけど、
嬉しいからこのままでいっか。
彼のフワフワの銀髪を撫でながら、
私はまた癒される。
「んんっ…セーラ…」
そう言って顔をすり寄せてくるキルア。
可愛い過ぎる!
このまつ毛の長いこと。
女の私が羨ましいくらいだ。
唇に軽くチュッと触れると、
なんだかキルアがニヤけた気がした。
そして胸元に抱き寄せて、首筋を撫でた。
あ、眠くなってきた…。
キルアの寝息を感じながらだんだん
意識が遠のいていく。
おやすみ…キルア…
「もう撫でてくんないの?」
キルアの声がして、思わず目が覚める。
「…寝てなかったの?」
「いや、寝てた」
「いつから起きてた」
「頭撫でられてるぐらいから」
かなり前から起きてんじゃん。
「セーラはめったにこんなこと
してくれないから、ラッキーだと思って」
「もう!やだ!恥ずかしい!!」
「なんだよ。もっかいしてよー」
「おやすみ!!」
後ろから絡みついてくるキルアを無視するけど眠れる訳もなく、
いつものようにそのまま彼のペースに流されてゆく。
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