辛×幸(裏)
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「じゃあ、行ってくる。
2、3日は帰ってこれないから。
家のこと頼むね。」
「分かったわ。いってらっしゃい、イルミ」
以前まで毎日のようにしていた
いってらっしゃいのキスは
もう1年以上交わされていない。
私がゾルディック家に嫁いで2年が経つ。
イルミ=ゾルディックの妻として、
日々精進してきたつもりだ。
イルミは最近一族の仕事が忙しくて、
帰ってきても無愛想で、
まともに会話もできていない。
「兄貴、行ったの?」
私の背後に忍び寄るように現れた男。
「……キルア」
「会いに来たよ」
そう言ってキルアは私を後ろから抱き締めた。
そして熱い口付けを交わす。
そう。私たちはそういう関係。
1年程前、イルミの暴力に悩んでいる私に
優しく声をかけてくれたのがキルアだった。
6歳も年下なのに、
それを感じさせない抱擁力や安心感。
あの人には持ち合わせていないものばかり。
「2、3日帰らないって」
「マジで?じゃあ遠慮なくセーラを独占できる♡」
私の胸に抱き着くキルア。
こんな風に無邪気に振る舞う姿は幼いけれど、
いつも私が辛い時には必ず寄り添い、支えてくれた。
「好き…キルア」
「俺も」
月明かりに照らされた部屋に
二つの影が動き続けていた。
「キルアァ…っ、もっとして…っ」
「ホント、セーラは欲しがりだな」
そう言って彼は私の腰をがっちり支え、
よりいっそう強い力で腰を打ち付けた。
私たちはいつも獣のようにお互いを求め合う。
「やばいよ…っセーラのここ」
1ヶ月ぶりに彼に抱かれてアドレナリンがすごい。
開放された性欲のせいで、あそこからは
蜜がとめどなく流れた。
「ク●も、ぷっくり赤くなってる」
「ぅぁあんっ…っ、そこダメ…っ」
「ダメって言うくせに腰浮いてるよ。
もっとってこと?」
「ぁあっ…っん」
キルアは私を優しく抱いてくれる。
私を喜ばせたいと私に沢山触れてくれる。
「愛してるよ」
私の欲しい言葉をくれる。
……私はなぜあの人と
結婚してしまったんだろう。
私の暗い顔を見て、キルアはムッとする。
「ひゃっ…っ」
「またあいつのこと考えてただろ」
「違…っ」
「お仕置き」
そう言って、体勢を変えさせ、
私の感じやすいバックから
欲望を差し入れてきた。
「ぁああんっ」
「俺といる時は…っ、俺しか見るなって、
言ったよな?」
「ごめ…ん…んんぁっ」
「くそっ!あいつと婚約する前に、
俺が奪ってやれば良かった!!」
「ぁあっあ…」
キルアは私がイルミと交際し始めた時から
私に好意を持っていた。
結婚してからというもの、
イルミの裏の顔を知ってしまい、
絶望する私を放っておけなかった彼は
親身になって支えてくれ、
そして彼の気持ちを知った。
否定なんて出来なかった。
素直に嬉しかったから。
私はきっと誰かにすがりたかったんだ。
「あんなやつより…っ俺の方が
何倍もセーラのこと理解してる…っ。
いつか絶対にお前を…っあいつから…っ」
「キルアァ…!!」
腰の動きがいきなり強くなって、おまけに
後ろから伸びてくる指が敏感な胸を揉むから。
「イく…っ」
頭の中が真っ白になって、ベッドに沈み込んだ。
私がイったことが嬉しかったのか
彼はぎゅっと私を抱き締める。
幸福感、絶望感、罪悪感。
全てが混じり合って、今の快楽があるのかしら。
「今夜泊まっていこうかな」
「嬉しい」
「こっち来て、セーラ」
そうやって私は義弟の
腕の中で今夜も夢を見る。
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