room(裏)
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今夜は少し冷えるなぁ。
そう思って、薄い毛布を羽織って廊下を歩いた。
昨日と同じ場所でぶつからないように
そろりそりと歩く自分がいた。
今夜の部屋▶︎▶︎『フェイタン』
いつも通り部屋のドアをノックした。
小さいが返事が聞こえたので私はそのまま部屋へ入った。
「2人きりで会うのは久しぶりだね、フェイタン」
「覚えてないね」
「だってこの前までずっとヨークシンへ行ってたし。帰ってきたの一昨日?」
「団長の命令ね。仕方なしよ」
「ふーん」
今夜はフェイタンの部屋に訪れた。
久しぶりに会えて嬉しい私とは正反対で
彼は全く私と目を合わそうとせず、
床に座って得物の手入れをしていた。
たちぼうけではなんだか邪魔な気がして
がらんとしたベッドの上に座った。
「見ないうちに髪が伸びたね」
「そか?」
「切ってあげようか」
「お前に任せたら違うところまで切られそうね。遠慮する」
「そんなことないよー。遠慮しないで!」
なんだかいつもの彼と違う。
確かにフェイタンはシャイな男だ。
だけど旅団員や馴れ馴れしい私にはなんだかんだ話しかけてくれたり、時には助けてくれたりする。
なのに、今日は…。
「なんだか、今日のフェイタン、変」
「変…今更か」
「いつもだけど今日はもっと変」
「ハハ」
マスクの下から乾いた笑い声が聞こえた。
そしてしばらく沈黙が続いたあと彼はこう言った。
「…声」
「声?………あっ」
“お前、さっき廊下の壁にぶつかったろ。
明日フェイタンあたりがうるさいって愚痴垂れるんじゃねぇか?”
あのことか!!
「ごめんね!昨日は不注意で壁にぶつかっちゃって…っ!
でも今日は大丈夫だったでしょ!」
「違うよ」
「え?」
「…お前の甲高い声が」
それを聞いた瞬間全てを理解した。
フェイタンが言っていたのは壁にぶつかって上げた悲鳴じゃなくて、
昨夜フィンクスといた時に漏れた私の声のことだ。
しかもフェイタンはフィンクスの隣の部屋。
壁の薄いこの建物じゃ嫌でも聞こえてしまう。
「…ごめんなさい。眠れなかった、よね」
思わず言葉に詰まってしまう。
このことは皆の同意の上で行っていることなのに。
「私がどうこう言えたことじゃないね。ただ…」
「ひゃ…っ」
急にベッドから引きずり降ろされた。
これが床ドンと言うものなのか。
私に覆い被さるように彼は見下ろしてくる。
私の手首を掴む力は強くて、アザが出来そうなくらい。
しかも私のすぐ横には彼愛用の傘の形をした仕込み刀が転がっている。
とても息が詰まるものだ。
「ま、私はもといい声出させるけどね」
「フェイタン…?き、きゃ…っ」
返事を返す前に彼は手早く私のシャツのボタンを弾いた。
そして胸の谷間に指を差し込み、そのまま頂へ移動していく。
「まだ何もしてないのになんでこんなになてるか?」
「わ、分かんな…っ。ァッ!ァアッ!」
彼の鋭利な爪が私のものをカリカリと意地悪に刺激してきた。
強いようで、柔らかい。そんなタッチで。
私の唇から濡れた声が溢れてしまう。
「今夜は寝かせないよ。お前の体いろいろ試したいことあるしね」
「ぁあ…っ!フェイタン…っ!いきなりそんなとこ…やだぁ!!」
「やだ言うわりにビチョビチョよ。糸引いてる」
「やだぁ…」
彼は見せつけるように私の秘部からのびる糸を指に絡めて遊んだ。
フェイタンに抱かれる度思う。
彼が一番私の反応や弱い場所を知っていると。
全てを脱がされた私は彼の合図で自らの膝裏を持ち、そして広げた。
潤った蜜壷が彼の眼前にさらけ出される。
それを見てニヤッとした彼は私の好きで弱い場所を丁寧に撫でてくれる。
「んんん…っ///」
「前より反応悪いね。ここ広げるか」
「やぁ…っ、そこだめぇ…っ!ふぁあ…っ」
「溢れてきた。なにで受け止めるか」
「なにって…」
「言いなよ。してほしいこと」
彼は分かっている。
私が彼の舌に依存していることを。
「セーラ」
彼に名前で呼ばれるのが弱いことも。
「フェイタンの……舌で……舐めとって…」
「ふ……舐めるだけでいいか?」
「えっ?や…っ、やぁああ…!」
彼の得意分野は拷問だ。
旅団メンバーからもそういう話はよく聞く。
「セーラはここを撫でられるといい声で鳴くね」
「ぁァァァーーー~~~っっ♡♡」
いつもしている拷問とはまた違う鬼畜さで、相手を攻める。
快感が器から溢れ出しているのを見て歓喜。
そしてさらに溢れ出させようとする。
刃物や武器は使わない。
彼の綺麗な指や舌。そして言葉で全てが行われる。
ある意味拷問だ。
「もと声出すといいね」
「え…っ?なに?」
「なんでもない。じゅじゅ…っ」
「ぁあ…っ!だめ!同時にしちゃ…っ!」
「可愛い顔してる、お前。もとね」
「や…っ!ぁぁ…っ!やぁああ…っ♡♡」
彼はその夜ベッドにも移動せず床で事に及んだ。
そして私にずっと壁に手をつかせ攻め続けたのだ。
あえていつもより声を荒らげさせるように私の弱い所を深く、強く。
強く喘ぐ度、彼は耳元にキスをくれた。
あれは昨夜の仕返しか。
『今夜は私のものだ』と隣の彼に知らしめるためなのか。
予告通り一晩中続いた彼の拷問は、辛くて、気持ちよくて、そして甘い痛みだった。
