定住します(裏)
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prrrrr...
「はいはーい!セーラでーす」
私は液晶に表示された名前に飛び起きて、
すぐさま電話に出た。
『もしもし。お疲れ』
「お疲れ様~。仕事終わった?」
『うん。予定よりも早くね』
「今どこ?近くまで行くよ!ご飯でも食べよう」
『いいよ。もう着くから』
「え?」
『もうセーラの家の近くにいる』
「え”っ…」
窓を開けて覗き込むとヒラヒラと
無表情で手を振る彼の姿があった。
ルームウェアにカーディガンを羽織って、
一目散にアパートのエントランスまで走った。
雪がチラつくほど冷え込む夜にも関わらず
彼はとても薄着だった。
「突然びっくりするじゃない!家まで来るなんて!
誰から住所聞いたの!?」
「ヒソカ」
「ヒーソーカー…」
「入れてよ。寒い」
「薄着過ぎだよ!風邪ひくよ!」
エレベーターで三階まで上がる。
密室の空間の中でイルミが愛用している香水の匂いが漂った。
「ちょっと待って…」
「え?なに?」
「ちょっとここで待っててくれる?片付けてくる」
「いいよ。気にしないから」
「私が気にするの!」
「はいはい。そういうのいいから。
お邪魔しマース」
遠慮なくイルミは私の家の中へ入っていく。
私はその後に続き、変なものは置いていないか周りを見回し歩いた。
「結構綺麗にしてるんだね。いい部屋だし」
「ありがと」
「男物のアイテム出てきたら問い詰めてやろうと思ったのに」
「…イルミじゃないんだから…」
彼はまた表情も変えずに私の頭を撫でる。
私はイルミの彼女である。
3番目の。
イルミには複数のセックスパートナーがいて、
なかなか私だけに時間を割いてもらえないし、
会えない日もあるから、辛い。
でも彼を愛しているから。
あえて都合のいい女に成り下がり、
こんな曖昧な関係も3年を更新した。
「ご飯食べた?作ろうか?」
「んー、いい。軽く食べてきた」
「じゃあ汗流してき…」
「シャワー浴びたんだ?」
「…っ」
彼はそう言いながら私のルームウェアの
胸元のジップをゆっくり下ろした。
「セクシー」
「イ、イルミ…っ」
「あー、駄目だね。任務で禁欲生活が続いたからね。
…抱きたい」
「んんっ」
両手首を掴まれ、そのままベッドへ押し倒される。
いつも通り手早く私の服を剥がし、あなたの
大好きな裸体にさせられるの。
「優しくしてね…」
「…っ。そういうのやばいから」
いつもより強く首筋に顔をうずめ、きつく跡を付ける。
あなたのもの、っていう印だよね。
「ん…っ」
「気持ちいい?」
「痛いよ…」
「へー。じゃあこれは?」
「やぁ…っ!そんなとこ…っ…っっ♡」
彼の舌が脇を、胸を、膝の裏を、そして潤ったあそこを
器用に感度を上げるように舐め上げる。
「ぁ…っ、ひゃ…っ」
「久々だからすごいビクつくね。燃える」
「そんなの…言わないで…っ。やぁ…っ」
彼によって足首を頭の上まで持ち上げられ
泉の全貌を見せびらかせる形になる。
軽く息を吹き付けられ、2つの穴がプルっと震えた。
「滴ってる…」
「いや…///」
「慣らそうね」
「んん…っ♡」
イルミの綺麗な指が私の中へ飲み込まれていく。
出し入れを繰り返す度、粘着質な水音とお腹にまで
滴ってくる愛液を感じて憎らしくなる。
「やらしー。あー…入れたい」
「イルミ…っ」
「入れるよ」
「…うん///」
はち切れんばかりの彼の熱いものが筋をなぞる。
こんなに溜め込んで…。
少なくともこの数週間、私以外を抱いていないのだろうと
彼の質量と余裕のない息遣いで察した。
「あぁー…っ」
「イルミ…っ、ぁあ♡」
「気持ちいね…」
「んー///」
私の腰を鷲掴みにして夢中で腰を振るイルミ。
彼の与える快感に私も必死で応える。
「……ねぇ」
「え…っ、なにっ?」
「なんで声我慢してるの?」
「ぁ…っ!隣の部屋の人帰ってきてるみたいだから…っ、聞こえちゃう…っ」
「ふぅん…」
「やぁ…っ!!あぁあっ!!」
彼はわざと声を荒らげさせるように
さっきより激しく子宮をえぐるように突き上げる。
「やぁ…っ!イルミ…っ!やめてぇ…っ!」
「他のこと考える余裕あったんだ。気に入らない」
「あっ、あっ、あっ♡」
「俺のことしか考えられないように仕込んでやる」
「やぁぁああっ!!」
目の前がチカチカして、そのまま私はイッてしまった。
「早いなぁ…」
「もう…。絶対隣の人に声聞かれた…」
「いいんじゃない。変な虫が付かなくて」
「顔合わせ辛いじゃーん…」
せっかく彼のために入れたコーヒーもすっかり冷めきってしまった。
それをすする彼の横顔を見上げながら、余韻に浸る。
「……ここ落ち着くね」
「そう?狭いけどね」
「…定住しようかなぁ…」
「え…」
色んな女の子の家を放浪する彼が…。
「本気なの?」
「……ふふ」
珍しく笑みを浮かべた彼は私を抱き締め布団に潜り込んだ。
その時は気付かなかったんだ。
枕元に私のため用意されたきらびやかな
リングケースが置かれていたことを。
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