王族の間(後編)
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扉が閉まると、王と二人が残された。
「そうか…お前たちが先王の孫…。」
「何のこと…?」
「先王には妾がいてな。妾に子が産まれたのは知っていた。お前たちは先王の孫になるのだ。」
『…。』
「私は第四王子でな。普通なら王位の継承はできぬ立場だった。お前たちは『女王の汀』がただの宝石だと思っていないか?」
「違うのかよ。」
「やはりルパンもそこまでは知らなかったか。この石は王族の血を引くものが使うことによって強大な力をもつ兵器でもあるのだよ。」
「…何だって⁉︎」
「この部屋の存在を知り、この石の正体を知った時、私は全てを手に入れることを誓った。」
「…殺したのね…!」
「流石に察しがいいな。そうさ、先王も兄たちも全て殺した。表向きは流行病による病死ということでな。」
「…ひどい…。」
「あとは、妾の子を消せば本当に私は全てを手に入れられる…。自分の手を汚さずお前たちを消せるかと思ったが、ユリアンも役立たずだった。悲しいことだが、お前たちには消えてもらう!やれ!」
部屋の影から敵が湧いて出てきた。あっという間に二人は敵に包囲される。
「ロビン、聞こえる?このペンダントに敵に向かって投げて!」
ペンダントから不二子の声が聞こえる。ロビンはペンダントを引きちぎり、敵に向かって投げつけた。
ドォン!!!
ペンダントが爆発し、敵が吹っ飛んだ。
二人はその間を抜け、部屋の入り口まで駆け抜けた。また取り囲まれる。
「逃げても無駄だ。死ね!」
そのとき、扉が音を立てて崩れた。
いや、切り裂かれたと言った方が正しい。
「五ヱ門!!!」
扉を切り裂いた五ヱ門が跳躍し、二人の前に立つ。
「怪我はないか⁉︎」
二人は頷く。五ヱ門は煌閃に槍を渡した。
「煌閃、行くぞ!」
二人は敵に突っ込んでいく。
敵の一人がロビンを捉え、剣を振り下ろす。
ガァン!!
マグナムが敵を撃ち抜く。
「次元!!」ロビンが解放され、力が抜けた拍子に次元の胸に飛び込む形になった。
「…!!!」二人の体がビリビリっと震えた。
「ちょっと!私のロビンに何してくれるのよ!」
「不二子ちゃん!!」
「うるせぇ!何もしてねぇ!それにお前のじゃねぇ!」バツの悪さを隠すかのように次元が次々と敵を倒す。
ロビンは不二子から銃を受け取ると、二人で応戦した。
ルパンは王に対峙していた。
「…ったく、どこまでも汚ねぇ野郎だぜ。」
「なぜ戻ってきた!なぜ分かった!」
「詰めが甘めーんだよ。話が出来すぎてたな。念のためにロビンに通信機持たせておいて良かったぜ!」
「私が…私が全てを手にするのだ!」
「あの二人から全て奪いやがって!許さねぇ!」
王とルパンが撃ち合う。激しい銃弾の応酬が続いた。しばらく撃ち合いが続く。
カチッ…
「やべっ!ジャムった!」
「死ね!ルパン!」王が引き金に手をかける。
バァン!
「お前たち…!!!」ロビンと煌閃が王を撃ち、刺していた。
次元、五ヱ門、不二子も全ての敵を殲滅した。
「くそ…こうなれば、宝は…!!」王が『女王の汀』に手をかけたとき、ロビン、煌閃がそれを奪い、打ち砕いた。
「これのせいで…みんな不幸になった…!」
ロビンが絞り出すような声で言った。
やがて、部屋が揺れだし、城の倒壊が始まった。
「あーん!お宝はー!」
「そんなこと言ってる場合か!逃げるぜ!」
6人は城の外に向かって走り出した。
「そうか…お前たちが先王の孫…。」
「何のこと…?」
「先王には妾がいてな。妾に子が産まれたのは知っていた。お前たちは先王の孫になるのだ。」
『…。』
「私は第四王子でな。普通なら王位の継承はできぬ立場だった。お前たちは『女王の汀』がただの宝石だと思っていないか?」
「違うのかよ。」
「やはりルパンもそこまでは知らなかったか。この石は王族の血を引くものが使うことによって強大な力をもつ兵器でもあるのだよ。」
「…何だって⁉︎」
「この部屋の存在を知り、この石の正体を知った時、私は全てを手に入れることを誓った。」
「…殺したのね…!」
「流石に察しがいいな。そうさ、先王も兄たちも全て殺した。表向きは流行病による病死ということでな。」
「…ひどい…。」
「あとは、妾の子を消せば本当に私は全てを手に入れられる…。自分の手を汚さずお前たちを消せるかと思ったが、ユリアンも役立たずだった。悲しいことだが、お前たちには消えてもらう!やれ!」
部屋の影から敵が湧いて出てきた。あっという間に二人は敵に包囲される。
「ロビン、聞こえる?このペンダントに敵に向かって投げて!」
ペンダントから不二子の声が聞こえる。ロビンはペンダントを引きちぎり、敵に向かって投げつけた。
ドォン!!!
ペンダントが爆発し、敵が吹っ飛んだ。
二人はその間を抜け、部屋の入り口まで駆け抜けた。また取り囲まれる。
「逃げても無駄だ。死ね!」
そのとき、扉が音を立てて崩れた。
いや、切り裂かれたと言った方が正しい。
「五ヱ門!!!」
扉を切り裂いた五ヱ門が跳躍し、二人の前に立つ。
「怪我はないか⁉︎」
二人は頷く。五ヱ門は煌閃に槍を渡した。
「煌閃、行くぞ!」
二人は敵に突っ込んでいく。
敵の一人がロビンを捉え、剣を振り下ろす。
ガァン!!
マグナムが敵を撃ち抜く。
「次元!!」ロビンが解放され、力が抜けた拍子に次元の胸に飛び込む形になった。
「…!!!」二人の体がビリビリっと震えた。
「ちょっと!私のロビンに何してくれるのよ!」
「不二子ちゃん!!」
「うるせぇ!何もしてねぇ!それにお前のじゃねぇ!」バツの悪さを隠すかのように次元が次々と敵を倒す。
ロビンは不二子から銃を受け取ると、二人で応戦した。
ルパンは王に対峙していた。
「…ったく、どこまでも汚ねぇ野郎だぜ。」
「なぜ戻ってきた!なぜ分かった!」
「詰めが甘めーんだよ。話が出来すぎてたな。念のためにロビンに通信機持たせておいて良かったぜ!」
「私が…私が全てを手にするのだ!」
「あの二人から全て奪いやがって!許さねぇ!」
王とルパンが撃ち合う。激しい銃弾の応酬が続いた。しばらく撃ち合いが続く。
カチッ…
「やべっ!ジャムった!」
「死ね!ルパン!」王が引き金に手をかける。
バァン!
「お前たち…!!!」ロビンと煌閃が王を撃ち、刺していた。
次元、五ヱ門、不二子も全ての敵を殲滅した。
「くそ…こうなれば、宝は…!!」王が『女王の汀』に手をかけたとき、ロビン、煌閃がそれを奪い、打ち砕いた。
「これのせいで…みんな不幸になった…!」
ロビンが絞り出すような声で言った。
やがて、部屋が揺れだし、城の倒壊が始まった。
「あーん!お宝はー!」
「そんなこと言ってる場合か!逃げるぜ!」
6人は城の外に向かって走り出した。
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