survive!!
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「なぁ、五ヱ門~。」
「…どうした。」
「腹減ったぁ!」
「無常なり。それも修行だ。」
昨日から何も食べていない。
襲撃から逃げたはいいが、乗ってきたヘリを爆破されてしまったので何もないのだ。
その上、逃げた先は森の中。
「次元〜。」
「うるせぇな!さっきからそればっかじゃねえか!」
「〜うう…。」
ガタン!!
突然、車が大きく揺れた。
「なんだぁ⁉︎」次元が叫ぶと同時に、車が止まってしまった。
ガス欠とパンクだった。
「くそーっ!!」次元がハンドルを叩いて悔しがる。そして、車から降り、腹立ち紛れに煙草の火をつけた。
「万事休すだな。」五ヱ門と煌閃も車から降りた。
少し湿っていて、風はない。
ぐ〜…
同じタイミングで三人のお腹が鳴る。
「はぁ…。」三人はため息をつき、空を見上げた。
ふいに、頭上から音がした。
身をかがめ、車の陰に隠れる。
ガサッ…
「なんだ、鳥か。」次元がマグナムを腰に戻してまた煙草を吸い始めた。
「鳥…?鳥か…!」次元がニイッと笑う。
「なんだよ。何する気だよ。」煌閃が尋ねる。
「お前、嫌いな食いもんあるか?」
「トマトとナス。」
「五ヱ門は?」
「無い!好き嫌いは良くない!」
「よしっ!なら決まりだな!」
「何が決まりなんだよ?!」
「バーベキュー、しようぜ?」
次元はニヤニヤしながらマグナムの弾数を確認した。
「お前はここで待ってろ。」
「ヤだよ!こんな気味わりーところで待てるか!俺も行く!」
「ガキはあぶねーから来んな。」
「ガキじゃねーよ。一緒に行くからな!」
三人は歩き出した。
途中、二手に分かれることにした。煌閃は五ヱ門に着いていく。
少し歩くと、木に傷がついているのを見つけた。
「熊か…」五ヱ門が少し笑って、傷をなぞる。
苦い記憶が蘇る。
ガサッ!
二人は息を殺す。
その刹那、五ヱ門の一閃がひらめいた。
ドサッ
そこには大きなシカが倒れていた。
「すげぇー…やっぱ五ヱ門、すげぇよ!」
「容易いことだ。煌閃、お前も何か獲れるのではないか?」
五ヱ門にそう言われると、なんだかできる気になってくる。辺りを見回した。
…ガサッ。また物音。
煌閃は神経を周りに集中する。
手を伸ばし、何かを掴んだ。ふわふわとした毛。
「ウサギだ!」
「煌閃、流石だ!」五ヱ門に褒められて素直に嬉しかった。
車に戻ると、次元が火を起こしていた。
いい匂いがする。木に刺した鳥がこんがり焼けていた。
足元にも何羽か鳥が転がっている。
「うまそう〜!!」
「おぅ、なんか獲れたか?」
は、ウサギを次元に見せた。
「大したもんじゃねぇか!」次元がまたニィッと笑う。
少し遅れて、五ヱ門がシカを担いで戻ってきた。
「こりゃ大物だな!さっさとバラそうぜ!」
五ヱ門がシカとウサギを捌いてくれた。
「シカ、うめぇー!!!」
「あー…酒が欲しい…。」
「少しは酒を控えろ。」
「やなこった!酒と煙草がない人生なんてごめんだ!」
「まぁまぁ、ケンカすんなって!いただきっ!」
「俺の鳥ー!!」
「ウサギもいけるぞ。煌閃の獲ったウサギだからな。」
「五ヱ門〜!(抱きつく)」
「何、野郎同士でイチャついてやがる!気持ち悪りぃ!」
「お主もルパンといちゃついておろう。」
「なにぃ〜!!」
こうして男たちの夜は更けていく。
「…どうした。」
「腹減ったぁ!」
「無常なり。それも修行だ。」
昨日から何も食べていない。
襲撃から逃げたはいいが、乗ってきたヘリを爆破されてしまったので何もないのだ。
その上、逃げた先は森の中。
「次元〜。」
「うるせぇな!さっきからそればっかじゃねえか!」
「〜うう…。」
ガタン!!
突然、車が大きく揺れた。
「なんだぁ⁉︎」次元が叫ぶと同時に、車が止まってしまった。
ガス欠とパンクだった。
「くそーっ!!」次元がハンドルを叩いて悔しがる。そして、車から降り、腹立ち紛れに煙草の火をつけた。
「万事休すだな。」五ヱ門と煌閃も車から降りた。
少し湿っていて、風はない。
ぐ〜…
同じタイミングで三人のお腹が鳴る。
「はぁ…。」三人はため息をつき、空を見上げた。
ふいに、頭上から音がした。
身をかがめ、車の陰に隠れる。
ガサッ…
「なんだ、鳥か。」次元がマグナムを腰に戻してまた煙草を吸い始めた。
「鳥…?鳥か…!」次元がニイッと笑う。
「なんだよ。何する気だよ。」煌閃が尋ねる。
「お前、嫌いな食いもんあるか?」
「トマトとナス。」
「五ヱ門は?」
「無い!好き嫌いは良くない!」
「よしっ!なら決まりだな!」
「何が決まりなんだよ?!」
「バーベキュー、しようぜ?」
次元はニヤニヤしながらマグナムの弾数を確認した。
「お前はここで待ってろ。」
「ヤだよ!こんな気味わりーところで待てるか!俺も行く!」
「ガキはあぶねーから来んな。」
「ガキじゃねーよ。一緒に行くからな!」
三人は歩き出した。
途中、二手に分かれることにした。煌閃は五ヱ門に着いていく。
少し歩くと、木に傷がついているのを見つけた。
「熊か…」五ヱ門が少し笑って、傷をなぞる。
苦い記憶が蘇る。
ガサッ!
二人は息を殺す。
その刹那、五ヱ門の一閃がひらめいた。
ドサッ
そこには大きなシカが倒れていた。
「すげぇー…やっぱ五ヱ門、すげぇよ!」
「容易いことだ。煌閃、お前も何か獲れるのではないか?」
五ヱ門にそう言われると、なんだかできる気になってくる。辺りを見回した。
…ガサッ。また物音。
煌閃は神経を周りに集中する。
手を伸ばし、何かを掴んだ。ふわふわとした毛。
「ウサギだ!」
「煌閃、流石だ!」五ヱ門に褒められて素直に嬉しかった。
車に戻ると、次元が火を起こしていた。
いい匂いがする。木に刺した鳥がこんがり焼けていた。
足元にも何羽か鳥が転がっている。
「うまそう〜!!」
「おぅ、なんか獲れたか?」
は、ウサギを次元に見せた。
「大したもんじゃねぇか!」次元がまたニィッと笑う。
少し遅れて、五ヱ門がシカを担いで戻ってきた。
「こりゃ大物だな!さっさとバラそうぜ!」
五ヱ門がシカとウサギを捌いてくれた。
「シカ、うめぇー!!!」
「あー…酒が欲しい…。」
「少しは酒を控えろ。」
「やなこった!酒と煙草がない人生なんてごめんだ!」
「まぁまぁ、ケンカすんなって!いただきっ!」
「俺の鳥ー!!」
「ウサギもいけるぞ。煌閃の獲ったウサギだからな。」
「五ヱ門〜!(抱きつく)」
「何、野郎同士でイチャついてやがる!気持ち悪りぃ!」
「お主もルパンといちゃついておろう。」
「なにぃ〜!!」
こうして男たちの夜は更けていく。
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