日記

イフ遥編『幸せな未来』のあとがき

2022/10/14 07:16
小説あとがき
 まず、作者が驚いたのが、遥がそこまで燦との子供を欲していたのかという事です。
 はいそうです、また遥が勝手に動き出しました。私の描いた筋書きは、『燦の言うとおりに堕胎させる→優しくなった遥を恨めなくなり燦が1人で死んでしまう→遥がパラレルで目覚めて泣きじゃくり、パラレルの燦に慰められる』でした。

 でも、遥が子供の堕胎を嫌がったので、話がどんどん逸れて、遥が『逃げてしまえば燦とずっと暮らせる』という考えに至り、現在の結末になりました。

 もう切ない想いはしたくない! と、遥が抵抗した感じがします。物語って生き物ですね。やはり、長く付き合ってきた物語だからでしょうか?

 遥はパラレルでずっと後悔しているので、彼の言う事を聞いてよかったです。パラレルは、キャラたちを幸せにするために作りましたから。

 逆にすぐ切ない話に持っていこうとする私を、キャラが止めているのかもしれません。

 本編では切ない想いばかりしていたキャラたち。パラレルでは出来る限りハッピーにしてあげないと、ダメですね。

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