お別れに悲しめど愛は続く
「遥くん、遥くん……ぐすっ」
あの後、体が動くようになった私は、ラブホテルに乗り込む勇気が持てずに、そのまま帰って来てしまった。
「なんで、帰って来ちゃったのかな、私……」
答えはわかってる……遥くんに『さよなら』を告げられるのが怖かったのだ。
『キミはもうイラナイ。バイバイ』
遥くんの優しいエメラルドグリーンの瞳が、私を軽蔑するように、嘲笑するように見据えられたらと思ったら、怖くて怖くて堪らなかったのだ。
「今頃、こまこまちゃんと遥くんは……」
こまこまちゃんは私と違って、ダイナマイトボディーだ。セクシーだ。
こんなちっぱいなオッパイで、お尻も小っちゃい、幼児体型で色気もない私なんて、こまこまちゃんの大人な色気には勝てない。
知ってる、知ってた。
こまこまちゃんは遥くんのこと、好きなんだなって、彼女の遥くんを見つめる瞳は恋してたもの。
『あん、社長……!!』
『こまこまちゃん、いやらしいネ?』
ベッドで体をくねらせて悶えるこまこまちゃん、余裕の笑みを浮かべてこまこまちゃんを苛める遥くん……。
「いやっ!!」
なんて想像しちゃう自分が嫌だった……。
「遥くん、遥くん。大好きだよぉ……っ!!他の女性とえっち、しないで……!!」
私の心はボロボロで、全てが暗闇に閉ざされていった……。
あの後、体が動くようになった私は、ラブホテルに乗り込む勇気が持てずに、そのまま帰って来てしまった。
「なんで、帰って来ちゃったのかな、私……」
答えはわかってる……遥くんに『さよなら』を告げられるのが怖かったのだ。
『キミはもうイラナイ。バイバイ』
遥くんの優しいエメラルドグリーンの瞳が、私を軽蔑するように、嘲笑するように見据えられたらと思ったら、怖くて怖くて堪らなかったのだ。
「今頃、こまこまちゃんと遥くんは……」
こまこまちゃんは私と違って、ダイナマイトボディーだ。セクシーだ。
こんなちっぱいなオッパイで、お尻も小っちゃい、幼児体型で色気もない私なんて、こまこまちゃんの大人な色気には勝てない。
知ってる、知ってた。
こまこまちゃんは遥くんのこと、好きなんだなって、彼女の遥くんを見つめる瞳は恋してたもの。
『あん、社長……!!』
『こまこまちゃん、いやらしいネ?』
ベッドで体をくねらせて悶えるこまこまちゃん、余裕の笑みを浮かべてこまこまちゃんを苛める遥くん……。
「いやっ!!」
なんて想像しちゃう自分が嫌だった……。
「遥くん、遥くん。大好きだよぉ……っ!!他の女性とえっち、しないで……!!」
私の心はボロボロで、全てが暗闇に閉ざされていった……。