第18話 クリスマスイヴ
「そろそろ時間ですね。行きましょうか」
「はい」
2人並んで手を繋ぎ、お店まで歩いて行く。
「予約していた柏木です」
「柏木様、こちらへどうぞ」
高級そうなフレンチの店で、ボーイに案内されて席に着く。
「わあ、綺麗」
31階建ての最上階に位置するこのお店は、大きな窓ガラスに映る夜景が最高だった。
「喜んで頂けて、嬉しいですよ」
美しい夜景に素敵な恋人。幸せが胸いっぱいに溢れていく。
「メリークリスマス、雫さん」
柏木がプレゼントを渡してくれた。
「開けてもいいですか?」
「どうぞ」
有名ブランドのロゴが入った紙袋から、箱を取り出す。中を開けると、可愛らしい蝶々のネックレス。
「前に買った蝶々のイヤリングとペアみたいですよ」
柏木が後ろに周り、さっそく雫につけてくれた。
「わあ、可愛い。ありがとうございます」
「気に入って頂けて、嬉しいですよ」
そして雫からも柏木にプレゼントをした。
「素敵なお財布ですね。大事に使わせて頂きます。ありがとうございます」
「いえ、そんな。気に入ってもらえてよかったです」
プレゼント交換をした所で、料理が運ばれて来た。
「美味しいっ!」
「美味しいですね」
2人料理の感想を言い合って、美味しく頂いた。
そうして料理が済み、会計を済ませた柏木が雫に微笑む。
「今日は朝まで一緒に過ごしましょうね」
「はい」
このあとの展開を考えて胸が高鳴る。
柏木にホテルの扉を開けてもらい、雫は中に入る。扉が2人を受け入れて静かに閉まっていく。このあとは恋人同士、2人だけの秘密の時間。雫は柏木にたっぷりと愛されて、満たされていく……。
────メリークリスマス。
完
「はい」
2人並んで手を繋ぎ、お店まで歩いて行く。
「予約していた柏木です」
「柏木様、こちらへどうぞ」
高級そうなフレンチの店で、ボーイに案内されて席に着く。
「わあ、綺麗」
31階建ての最上階に位置するこのお店は、大きな窓ガラスに映る夜景が最高だった。
「喜んで頂けて、嬉しいですよ」
美しい夜景に素敵な恋人。幸せが胸いっぱいに溢れていく。
「メリークリスマス、雫さん」
柏木がプレゼントを渡してくれた。
「開けてもいいですか?」
「どうぞ」
有名ブランドのロゴが入った紙袋から、箱を取り出す。中を開けると、可愛らしい蝶々のネックレス。
「前に買った蝶々のイヤリングとペアみたいですよ」
柏木が後ろに周り、さっそく雫につけてくれた。
「わあ、可愛い。ありがとうございます」
「気に入って頂けて、嬉しいですよ」
そして雫からも柏木にプレゼントをした。
「素敵なお財布ですね。大事に使わせて頂きます。ありがとうございます」
「いえ、そんな。気に入ってもらえてよかったです」
プレゼント交換をした所で、料理が運ばれて来た。
「美味しいっ!」
「美味しいですね」
2人料理の感想を言い合って、美味しく頂いた。
そうして料理が済み、会計を済ませた柏木が雫に微笑む。
「今日は朝まで一緒に過ごしましょうね」
「はい」
このあとの展開を考えて胸が高鳴る。
柏木にホテルの扉を開けてもらい、雫は中に入る。扉が2人を受け入れて静かに閉まっていく。このあとは恋人同士、2人だけの秘密の時間。雫は柏木にたっぷりと愛されて、満たされていく……。
────メリークリスマス。
完