三日目!
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――
朝ごはんの忙しい時間も終わり、私は海兵の皆さんと一旦お別れして、マリンフォードの街へと足をすすめる
昼食の買いだしに来ている訳で、決して遊ぶためじゃないんですよ!です!!
誰にいう訳でもなく、そう自分を叱咤しつつも、マリンフォードの露店が私を誘惑する
美味しそうなわたあめ……あ、あっちにはアイスクリーム……うぁぁおいしそうな串焼き……!!
「面白れぇ面だな」
『わぁ!?あッ、ち、違うんですッ!別に目を引かれていたとかじゃなくて……!!』
「?何で言い訳すんだ……【総料理長】さんよ」
『あ、海兵さん……??』
「スモーカーだ。よろしく。アンタがあまりに面白い顔してるんで……声かけちまった。不味かったか」
『いえ!全然!それよりそのぉ……えへ、そんなに顔に出てました?』
「丸わかりだったな。よけりゃ付き合ってやる……女の力じゃ、買いだしも大変だろう」
『えぇ!?いいんですか!?なんて優しい……感激です!』
やっぱり海兵さんは誰でも優しいんだなぁ、とほわほわとした気持ちで浮き足立っていると
目の前の、ちょっと強面の海兵さんが私を見て可笑しそうな顔をする
「……しかし、本当に無防備だな……アンタ」
『そうですか?これでもセンゴクさんから貰った電伝虫持ってるんですけど……』
「そりゃ殊勝な事で……まァ、海軍本部の膝元とはいえ……女一人。何があるか分からねえからな」
親切な海兵さん――スモーカーさんは、もくもくと口から紫煙を吐き出しながらそう言って歩いていく
ぶっきらぼうだけど、ちょっと怖いけど、やっぱりいい人だなぁ
歩幅が倍以上あるスモーカーさんに、早歩きでついていくのに必死な私は、スモーカーさんを引きとめてお店に入り、買い物を幾回か繰り返す
スモーカーさんという巨大な戦力を手に入れてしまった私はついつい買いすぎてしまったのだが、どうやらスモーカーさんはもっと持てるらしい
「悪魔の実の能力者でな。」
『へぇ~~!悪魔の実の……どんなですか?』
「【モクモクの実】の【煙人間】だ。」
そう言ってスモーカーさんの手が煙へと変わり、荷物をその煙が掴んでは宙に浮いている
『……す、すっごく便利……!いいなぁ悪魔の実!私も欲しいです!!これなら買い物がすっごく楽ちんになりますね!』
「……アンタ、変わってるな。」
『そうですか?そんな事ないと思いますよー?』
わ、もふもふだ……スモーカーさんの煙は案外柔らかく、この煙に囲まれながら寝るのは気持ちよさそうだな、なんて思う。
「もういいのか?」
『はい!ここまでありがとうございました!』
「いや、構わねェ……何かあったら手伝う……【便利】だろう?俺の能力」
『うふふ!はい!とっても助かりました!!』
「……また呼べ………」
そう言って食堂から出て行ってしまうスモーカーさんを見送りながら、買ってきた食材に目を向ける
『さて!腐っちゃう前に保存保存!』
――
「……案外、悪かねえな。」
恐れられないのは、珍しい。
朝ごはんの忙しい時間も終わり、私は海兵の皆さんと一旦お別れして、マリンフォードの街へと足をすすめる
昼食の買いだしに来ている訳で、決して遊ぶためじゃないんですよ!です!!
誰にいう訳でもなく、そう自分を叱咤しつつも、マリンフォードの露店が私を誘惑する
美味しそうなわたあめ……あ、あっちにはアイスクリーム……うぁぁおいしそうな串焼き……!!
「面白れぇ面だな」
『わぁ!?あッ、ち、違うんですッ!別に目を引かれていたとかじゃなくて……!!』
「?何で言い訳すんだ……【総料理長】さんよ」
『あ、海兵さん……??』
「スモーカーだ。よろしく。アンタがあまりに面白い顔してるんで……声かけちまった。不味かったか」
『いえ!全然!それよりそのぉ……えへ、そんなに顔に出てました?』
「丸わかりだったな。よけりゃ付き合ってやる……女の力じゃ、買いだしも大変だろう」
『えぇ!?いいんですか!?なんて優しい……感激です!』
やっぱり海兵さんは誰でも優しいんだなぁ、とほわほわとした気持ちで浮き足立っていると
目の前の、ちょっと強面の海兵さんが私を見て可笑しそうな顔をする
「……しかし、本当に無防備だな……アンタ」
『そうですか?これでもセンゴクさんから貰った電伝虫持ってるんですけど……』
「そりゃ殊勝な事で……まァ、海軍本部の膝元とはいえ……女一人。何があるか分からねえからな」
親切な海兵さん――スモーカーさんは、もくもくと口から紫煙を吐き出しながらそう言って歩いていく
ぶっきらぼうだけど、ちょっと怖いけど、やっぱりいい人だなぁ
歩幅が倍以上あるスモーカーさんに、早歩きでついていくのに必死な私は、スモーカーさんを引きとめてお店に入り、買い物を幾回か繰り返す
スモーカーさんという巨大な戦力を手に入れてしまった私はついつい買いすぎてしまったのだが、どうやらスモーカーさんはもっと持てるらしい
「悪魔の実の能力者でな。」
『へぇ~~!悪魔の実の……どんなですか?』
「【モクモクの実】の【煙人間】だ。」
そう言ってスモーカーさんの手が煙へと変わり、荷物をその煙が掴んでは宙に浮いている
『……す、すっごく便利……!いいなぁ悪魔の実!私も欲しいです!!これなら買い物がすっごく楽ちんになりますね!』
「……アンタ、変わってるな。」
『そうですか?そんな事ないと思いますよー?』
わ、もふもふだ……スモーカーさんの煙は案外柔らかく、この煙に囲まれながら寝るのは気持ちよさそうだな、なんて思う。
「もういいのか?」
『はい!ここまでありがとうございました!』
「いや、構わねェ……何かあったら手伝う……【便利】だろう?俺の能力」
『うふふ!はい!とっても助かりました!!』
「……また呼べ………」
そう言って食堂から出て行ってしまうスモーカーさんを見送りながら、買ってきた食材に目を向ける
『さて!腐っちゃう前に保存保存!』
――
「……案外、悪かねえな。」
恐れられないのは、珍しい。