長編(メインストーリー沿い)番外編
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この小説の夢小説設定twstメインストーリーの番外編なので、学園での呼称が多いです。
一応設定方法も長編と同じ表示にしてるので、同じように入れていただくと同じような感じで読めるかと。。
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「……お前たち、また随分と買い込んできましたね」
「どれも美味しそうだったので、つい」
『もし食べきれなくても、ジェイド先輩が食べてくれると言ってくれたし、経費だし…』
「それに見て。おもしれーのもいっぱいあったんだよ」
アズールがひとまず近くで買っておいたドリンクを飲みながら待っていると、ジェイド、フロイド、[#da=1#]の3人が様々な飲食物を抱えて戻って来た。
そこには、ワッフルにチュロスにクレープにアイスに…ジェイドに至ってはチキンまで食べる気でいるらしい。
フロイドの言うおもしろいものとは、キャラクターの形を模したメニューであることを指している。
「この頭の装飾品と同じく、限定感で購買欲を掻き立てる手法ですね。問題は味ですよ」
「アズールは素直じゃないですねぇ」
「ね。下調べしてるんだし、あのアズールが料理にノーマークなわけないのに」
『まあさっきのアトラクションのように実際に体験しないとですよね。はい、先輩の分です』
[#da=1#]がアズールの元にチュロスとフルーツのカップを置いた。
フルーツは至って普通のカットフルーツだ。チュロスはフロイドの言っていたおもしろい部類の1つで、キャラクターの形になっている。
「では…」
「「「『いただきます/いただきまぁす』」」」
「……うっま!」
『お口に合ったようでなによりです』
「このチュロスやチキンも場所によって味の種類が違うようですので、他の味も気になってしまいます」
『食べ歩きフードだけでも相当な数ありますけど、もしかしてポップコーンのフレーバーも含まれてます?』
「ジェイドなら制覇してもおかしくなさそう」
「ありえますね…」
「ふふ。どうでしょう」
各々が買ってきたフードやドリンクを堪能する。アズールの懸念していた味も問題なかったようだ。
時にはシェアをしたが、やれ一口が大きくて残りが少なくなっただの、やれ一番おいしそうなところを食べられただのと、たびたび小さな争いが起きるのですぐにシェア制度は廃止となった。
「…そろそろ先ほどのアトラクションに向かった方がよいのでは?」
「もうそんな時間か。では片づけて移動しましょう」
「美味しい物食べたらすぐ乗れるなんて最高!早くいこぉ」
『フロイド先輩、乗れるとわかってから残ったフードを完食するのめっちゃ早…』
ジェイドが現在の時刻を確認したことで休憩は終わりとなった。
ようやく目当てのアトラクションに乗れるとわかってフロイドは終始ご機嫌である。
今日はどれも初めて見るものばかりなので、突然飽きるということは無さそうだ。
[#da=1#]は買っていたポップコーンをつまみながら案内役として先導を始めた。