長編(メインストーリー沿い)番外編
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この小説の夢小説設定twstメインストーリーの番外編なので、学園での呼称が多いです。
一応設定方法も長編と同じ表示にしてるので、同じように入れていただくと同じような感じで読めるかと。。
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『あれ、寮長からメッセージきてる』
アズール:[あなたにも良い相談です。遊園地は行ったことはありますか?]
『…は?』
あまりにも突飛なメッセージが[#da=1#]の元に飛んできた。将来的に様々な事業を展開していくことを視野に入れており、経験のために遊園地へ訪れてみたいのだという。
そのあとにまたメッセージが飛んできた。
アズール:[案内してもらう代わりに費用は全て経費で落とします]
『…それなら久しぶりに行ってみたいかも』
アズールの行きたい場所は別名「夢の国」とも言われるほど世界的に有名なテーマパーク。それゆえにチケットはもちろん、食事やグッズも合計するとなかなかに値が張る。
そのため一般家庭の友人は誘いにくく、久しく夢の国には行けていなかったのだ。
しかし案内をするだけで夢の国で遊べるうえに、ついでに自己負担も無しというおまけ付きならメンバー内容に許容できると感じ請け負うこととなった。
「……ここが夢の国…!」
「すげー!陸の遊園地だ!」
「不思議な世界観ですね」
『すごいですよね、名前の通りでしょ?僕も久しぶりなので楽しみです』
夢の国に到着したアズール、ジェイド、フロイドは「おぉー…」と見渡す。
約束の日、[#da=1#]は余裕を持って集合場所である闇の鏡へと来たが既にメンバーは揃っていた。
そうとう楽しみにしていたらしい。
「オレ、マジカメで見た頭につけるやつ欲しい!」
『フロイド先輩流石です。まずはここだからつけられるカチューシャや被り物を買うところから始まります』
「色々な種類があると聞きましたね」
「日常ではつけられないという特別感から購買意欲を掻き立てる…よくある手法ですね」
アズールは距離を置いた言い方をしつつも「どこに行けばありますか」とソワソワしているのが誰からも見て取れた。
それぞれ購入を完了し身に着けたことでどこからまわりたいか、という話になった。
「とりあえず一周してみたいと考えてます」
「エディシアさん、スポットによって販売しているポップコーンの味が違うと聞いたのですが本当ですか?」
『はい。ちなみに限定バケットもスポットによって種類が違います。普通の遊園地じゃまず無いですね』
「ただ販売するだけでなくフレーバーやバケットのバリエーションを幅広く展開…そして各地で様々なキャラクターと触れ合える上に、清掃員も演出としてのスキルが高いのだとか。サービス精神が凄まじいですね」
『夢の国と言われるだけあるでしょう』
「そんなとこ突っ立ってないで早くまわろ~」
ジェイドはポップコーンに興味があるようだ。
本当ならば、とすでに欲しいバケットも決めてあるらしい。
初めての場所でこの人込みでは合流も大変なので、欲しいバケットやフレーバーがあれば各自その都度買っていくこととなった。