3章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「待ちなさい!ジェイド、フロイド、追え!」
「なんか、怒られてテンション下がったー」
「そんなこと言ってる場合か!」
アズールとフロイドがついに言い合いを始めてしまった。
その横では[#da=1#]がジェイドに申し立てをしている。
『…先輩、なんで邪魔したんですか?』
「合図を送っているのを偶然目にしてしまって…ちょっといたずらしたくなっちゃいました」
『あのですねぇ…うわっいた、力つよ…離してください』
[#da=1#]とジェイドも言い合いが始まる。
言い合いといってもジェイドが[#da=1#]の頭を鷲掴みにしている一方的な絵面なのだが。
「はっ…ああ、いけない、いけない。またフロイドのペースに巻き込まれてしまいました。まったく…。ジェイド、[#da=1#]さん。これからも彼らの監視と、ジェイドはフロイドのお守りを怠らないように…お前たちはお前たちで何をやってるんですか」
「ふふ、少し交流を」
『これ見てください寮長。立派なパワハラですよ』
「午後サボってどっかで昼寝しよ」
「ハァ…全く…」
フロイドは先ほどの言い合いでテンションが下がったようだ。
サボることについて先輩たちは慣れた様子で気にせず、アズールが[#da=1#]に話しかける。
「しかし[#da=1#]さん…先ほどのサポートですが、1年生であれだけ動ければ上出来です」
『明らかに先輩たちだけで十分でしたけどね』
「目的はあなたが実際に魔法を使っているところを見る事なので。おかげでデータは取れました。最終日も頼みますよ」
これで2日目の攻防は終わった。
これで水中、陸両方でユウたちが失敗したことになる。
最終日彼らはどう動くのか。[#da=1#]自身もこのままではオンボロ寮の自室が戻らなくなる可能性が高まったことに焦燥感を抱いていた。