3章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「ハァ、ハァ…くそ、寮長クラスってのはこんなに強いのか!」
「[#da=2#]のサポートも面倒だし狙おうにも攻撃しにくいな…」
『こういう小技得意なんだよね』
主な攻撃をアズール、次いで双子が行い、[#da=1#]はフロイドと妨害をしたりアズールたちに強化魔法を付与してサポートに徹した。
「…また来るぞ!」
「クソッ、召喚魔法は得意じゃねーけど……出でよ、大釜!」
「おまっ、僕の真似するな!」
「昨日も言ったじゃん。そんなん当たんねーよ!"巻きつく尾"!」
『うわっ』
フロイドがエースの魔法を弾き、弾かれた大釜は[#da=1#]たちの上空を舞い金庫に飛んで行った。
金庫に衝突したことでアズールの怒号がフロイドに降りかかる。
「フロイド!!どこに向けて魔法を打ってるんだ!金庫に向けて逸らすやつがあるか!!」
「あ、ごめーん」
「ああ、扉に傷が!!ダイヤルや蝶番は馬鹿になってないな!?……よかった」
アズールは金庫の状態を確認すると問題なかったらしく、一瞬安堵するとフロイドを再度怒鳴りつけた。それに対しフロイドも言い返す。
[#da=1#]はその隙にジャックたちに早く逃げろと部屋の外を指さし合図を送ると、彼らもタイミングを伺っていたようだ。
「2人とも、落ち着きなさい。さもないと…彼らが逃げちゃいますよ」
「「えっ?」」
「今がチャンス!アバヨッ、なんだゾ!!」
「[#da=2#]!」
『ちょっ…ジェイド先輩、邪魔しないで下さい』
「ふふふ」
『だめだ。ユウも早く行って』
ユウが[#da=1#]に声をかけるも、ジェイドが行く手を阻み合流が叶わなかった。
VIPルームに残ったのはアズール、ジェイド、フロイド、[#da=1#]の4人のみとなった。