3章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「おかえりなさいアズ―ル」
「ふふふ、今から面白いものが見れますよ」
アズールが部屋を出るとグリムたちがわらわらと出てきて、放置されているらしい契約書を囲んでいる。
金色の契約書…あれがアズールのユニーク魔法だ。
「拝借して、破けるかどうか試してみようぜ」
「アズールのヤツ、意外とおっちょこちょいなんだゾ。どれどれ…」
ビリビリビリビリビリビリ!!!!
「「「あばばばばばば!!!!」」」
「ダババババババ!!」
「シビビビビ!」
契約書に触れた5人が強烈な電撃をくらったようで盛大に痺れている。
その様子にフロイドは耐え切れず大笑いをした。
それをきっかけに覗いていたアズールたちがユウたちの前に姿を現す。
「アハハハハハ!!!」
「おやおや。電気ナマズの攻撃でもくらったかのように震えて…」
「無様ですねぇ、みなさん」
「てめーら、気づいてたのか!って…お前!」
『ごめん、捕まっちゃった』
…とでも言わないとこれから口もきいてくれなさそうだと思い、[#da=1#]は咄嗟の嘘をついた。
アズールたちも情報を聞き出すために手を貸してることは内密にしている方が都合がいいので何も言わなかった。
「大事なものを盗もうとする悪い子にはお仕置きが必要ですね」
「二度とこんなことを考えないようにしっかり躾けなくては」
「順番にゆーっくり絞めてあげるからねぇ」
「[#da=1#]さん、あなたも出てサポートしなさい。手加減も許しませんよ」
『は?……わかりました』
1年1人が寮長クラスと上級生に加勢してどうする、そもそも戦闘しろなんて聞いていない、など言える状況ではなく[#da=1#]は仕方なく応じた。
オクタ寮生4人に対してユウを除く1年生4人がマジカルペンをかまえる。