3章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『……いいよ、中に入って』
「ありがとう[#da=2#]」
『僕はここで見張ってるから』
VIPルームまで[#da=1#]が案内し、そこから先はユウ、グリム、ジャック、エース、デュースだけが部屋に入っていく。
間もなくVIPルーム前にはもう一組のグループがやって来た。それを確認した[#da=1#]はそのグループの元へと向かった。
『みんなを案内させました』
「ブルーテトラちゃんえらーい。こういう時におやつあげればいいんだっけ?」
『いらないです。フロイド先輩対策にお菓子を持ち歩くことにしたので』
「は?つまりはオレのお菓子じゃん。食わないでオレによこせよ」
「後にしなさいフロイド…よくやりました[#da=1#]さん。それでは僕も行ってきます」
「……」
[#da=1#]がアズール、フロイドと話す様子をジェイドはニコニコと眺めている。
昨日言っていた通りにさっそく楽しんでいるようだ。
そして本当に口外していないということでもある。
「…あ、見て見てジェイド、ブルーテトラちゃん。あれ」
「…おやおや」
『…?…ふふ。かわいい』
アズールが金庫を開けるのを扉の隙間から見ていたフロイドが何かに気づいたらしく小声で2人を呼び手招きした。
部屋の中を指さしているので覗いてみると机の下からフサフサの何かがいる。
ジャックの尻尾だ。あれで隠れているつもりなのだろうか。