3章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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『ユウ、グリム、ジャック。おはよう』
「おはよう[#da=2#]」
「おう」
翌朝、[#da=1#]はジャックにユウも一緒か、どこにいるのかをスマホで聞き大食堂へとやって来た。
適当に選んだ朝食を持ってユウ、ジャック、グリムの元へ来るとレオナとラギーも同席していた。
「家猫くんじゃないっスか」
『ラギー先輩、レオナ先輩もおはようございます。ちょっとこの子らと話があるんでお邪魔しますね』
「なんだよズカズカと割って入りやがって」
1年組と向かい合って話すべくレオナとラギーの間に[#da=1#]が割り込んで座った。
猫のただならぬ様子に向かいの3人に緊張感が走った。
『ユウ、昨日はサバナクローで外泊をしたらしいね?』
「え?うん」
『それは楽しそうだ。あの人達とはどうなった?』
「えっと……契約をしました」
「俺は止めたぞ…」
『何を差し出した?』
「…オンボロ寮の使用権…」
『……大きな取引とはいえ、まさかアドバイスしたその日に宿無しになるなんて思わないんだけど…』
「僕も提示されたときは驚いたけど、他に差し出せるもの持ってないしグリムがすごい乗り気になっちゃって…」
「もうあいつらの言いなりになってこき使われるのは嫌だったんだゾ!」
『即決しないでって言ったのに…』
一連の流れはジャックからメッセージで[#da=1#]にも届いていたが、改めて本人から聞き思わずため息を漏らした。