2章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「なんだ、ありゃぁ…!?レオナ先輩の身体から、でけぇ影が!」
「あれは…ブロットの化身!」
「アイツ、リドルみてぇに闇落ちバーサーカー状態になっちまったのか!?」
『あれが…オーバーブロット…』
顔を上げるとレオナが立っている。
しかし様相があまりにも違った。それに彼の背後には不気味で大きな影がいる。
彼から魔力に乗せて発せられているであろうオーラも本人のものか疑うレベルだ。
『(なんだろう、ざわざわする。この感覚はどこかで…)』
「くっ…立てる者は自力で待避!エース、デュースは怪我人を連れて外へ。リリア先輩、先生たちに救援を頼みます!」
「はい!」
「あいわかった、しばし持ちこたえよ」
リドルは的確に指示を出し、エースとデュースは今の衝撃で怪我をした生徒たちを避難、リリアは先生を呼びにその場から離れた。
「オレ、こういうの向いてないんだけど!」
「怖いなら逃げても構わないよ」
「リドルくんを置いて逃げたら、トレイくんに後でボコられちゃう。お供しますよ、寮長」
「よくわからねぇが、レオナ先輩をブン殴って正気に戻せばいいんだな?」
レオナがの前にはリドル、ケイト、ジャック、ユウ、グリム、[#da=1#]が立つ。
そこにもう1人協力に名乗りを上げた。
「オ…オレも、手伝うっス…ゴホッ…あそこまで言われて寝てられるかってんだ…」
『ラギー先輩…。…足は引っ張らないでくださいよ?』
「そっちこそ、1年坊の温室育ちな家猫くんには、ゲホッ…荷が重いんじゃないっスか?」
「ハイエナ風情が俺に歯向かおうってのか?ハハハハ…笑えねぇ冗談だ。全員明日の朝日は拝めないと思え!」
「気合入れるんだゾ!」
「来るよ、みんな!」
『よし、いこう』
巨大な影を従えたライオンとの総力戦が始まった。