2章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「なるほどね。いーんじゃね?」
「さすがローズハート寮長です」
リドルの作戦を一通り聞いた一同は、たしかにこれならいけそうだと賛成した。
最後まで黙っていたジャックにケイトは尋ねた。
「で?リドルくんの作戦を聞いた結果ジャックくんはどーすんの?抜ける?」
「……。卑怯な作戦ではなかった。…今回は、協力してやってもいい」
「コイツ、いちいち素直じゃねぇんだゾ」
『ここまでわかりやすいツンデレは初めて見たな』
作戦も決まったところで解散することとなる。
その際リドルが「そうだ」と何かを思い出したようで1年生たちに声をかけた。
「今回は情報提供に免じて、校則第6条『学園内での私闘は禁ず』の違反を見逃してあげるけれど…次に見つけたら全員首をはねてしまうよ。おわかりだね?」
「「「『はい。すいません…』」」」
「…っス」
「よろしい。では、寮に戻ろう」
ジャックは案外リドル先輩は怖い人だなと零した。
それに対し答えたエースも表現がかなり的を得ていたし友好的だったので、リドル効果で1つの結束が生まれたかもしれない。
「よし、当日まで気を引き締めていこう!」
『絶対に犯行止めてラギー先輩に仕返ししてやる』
「そうだ!次はアイツからデラックスメンチカツサンドをオレ様に渡させてやる!」
『僕らならやれるよ、グリム』
「おう!オレ様に任せておけ!」
戦力が増え、勝ち筋の見える作戦も決まったところでやる気は十分となった。
あとは当日が来るのを待つのみだ。