2章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「アズール、もうよろしいのですか?せっかくあなたが愛してやまない唐揚げが並んでいるというのに」
「余計な事は言わなくていい。本日の必要摂取カロリーを超えてしまうので、これ以上は遠慮しておきます」
今回はフロイドがまかないを用意したそうだが調子が良かったようで、上機嫌に寮生たちに振舞っていた。
気分が乗らないときのまかないは酷かった。信じられないほどにベチャベチャで薄味なのに後味は甘いという最低のチャーハンだったが、今回出てきた唐揚げは味・歯ごたえ・見た目も抜群の出来であったので寮生たちはホッとした。
『美味しいうちに食べないともったいないですよ。せっかくの好物なら尚更です』
「リクエストできっかけを作った[#da=1#]さん、そして気分屋を発動せずに調理したフロイドのおかげで食べられているんですから」
「ウツボの唐揚げ食べたいなんて言い出したときは絞めてやろうかと思ったけど、そういえばアズール最近唐揚げ食ってねぇよなーって」
「…残りは明日いただきますよ。それより、お前たち喧嘩は収まったのですね」
「『さあ?』」
「は?」
開店前と今の様子を見てアズールが喧嘩について触れたが、2人とも濁した。
お互い謝罪した記憶はないし、フロイドは気味が悪いほどニヤニヤと[#da=1#]の様子を伺っているので、終わってはいないようではある。