2章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「[#da=1#]さんがヘルプに来てくれたんですね、ありがとうございます」
「ちょうどお会いしたので相談したところ快く引き受けて下さいまして」
「そのわりにはずいぶんお前の片割れと険悪なようですが」
3人の様子を見てアズールは怪訝そうな顔をして説明を求めた。
『理由はフロイド先輩に聞いてください』
「オレ何度も謝ったし」
「おやおや。それがですね…」
降ろされたあと痛む尻尾を気にしている様子を見てフロイドが謝罪したのだが、悪びれていない感じに見えたことで[#da=1#]の癇に障り、『知らなかったとはいえ最初の反応を見た直後に2回目もやる奴があるか』と再度怒らせてしまった。
それによりフロイドも機嫌を損ね、現在に至る。
「はぁ…部下のモチベーションを下げてどうするんですか…効率が落ちては困ります。ジェイド、フロイドと持ち場を交代してフロアを担当してください。フロイドもいいですね?」
「かしこまりました」
「…はーい」
アズールの采配でフロイドと同じ担当になるところを回避することになった。
おかげでトラブルも無く過ごす事ができたので、閉店近くなったころには[#da=1#]の機嫌も落ち着きを取り戻していた。
「本来お休みだったところ出勤してくださったので、今日の賄いは[#da=1#]さんのリクエストにお応えしましょう」
『いいんですか?じゃあ……ウツボの唐揚げ』
「はい?」
『ウツボの唐揚げ。ソテーでも美味しそうですね』
「おやおや」
ジェイドが今日の賄いについて[#da=1#]に話を振ると冗談のようなリクエストが飛んできた。
すでに怒りが鎮火しているのもわかっているのか、ジェイド自身はウツボであるにも関わらず特に困った様子は見せなかった。