2章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「エディシアさんがヘルプに来てくれたんですね、ありがとうございます」
「たまたまお会いしたので相談したところ快く引き受けて下さいまして」
「そのわりにはお前の片割れとずいぶん険悪なようですが」
モストロ・ラウンジでアズールがジェイド、フロイド、エディシアの3人を迎えたものの、フロイドとエディシアの様子にアズールは怪訝そうな顔をして説明を求めた。
ムスッとしている当人たちをよそに、ジェイドはにこやかにそんな2人を引き連れたのだ。
『理由はフロイド先輩に聞いてください』
「オレ何度も謝ったし」
「おやおや。それがですね…」
相変わらず不機嫌な2人の代わりにジェイドが経緯を説明し始めた。
降ろされたあと痛む尻尾を気にしているエディシアの様子からフロイドは謝罪をしたのだが、悪びれていない感じに見えてしまったことでエディシアの癇に障り、『知らなかったとはいえ最初の反応を見た直後に2回目もやる奴があるか』と再度怒らせてしまったのだ。
それによりフロイドも機嫌を損ね、現在に至る。
「はぁ……部下のモチベーションを下げてどうするんですか……効率が落ちては困ります。ジェイド、お前はフロイドと持ち場を交代してフロアを担当してください。フロイドもいいですね?」
「かしこまりました」
「……はーい」
アズールの采配で本来フロイドとエディシアが同じ担当になるところを回避することになった。
おかげで2人が顔を合わせることが避けられトラブルも無く時間を過ごす事ができたので、閉店近くなったころにはエディシアの機嫌も落ち着きを取り戻していた。
「本来お休みだったところ出勤してくださったので、今日の賄いはエディシアさんのリクエストにお応えしましょう」
『いいんですか?じゃあ……ウツボの唐揚げ』
「はい?」
『ウツボの唐揚げ。ソテーでも美味しそうですね』
「おやおや」
ジェイドが今日の賄いについてエディシアに提案すると、冗談のようなリクエストが飛んできたので思わず聞き返す。
ジェイドはすでにエディシアの怒りが鎮火しているのをわかっているからなのか、自身もウツボであるにも関わらず特に困った様子は見せず、いつもの調子で笑顔を静かにたたえた。