2章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「なーんか、どいつもこいつもおっちょこちょいってカンジしかしねーんだゾ」
『変ではあるけど、やっぱり偶然なのかな』
オンボロ寮に戻りリサーチしてきた内容をおさらいするも、どれも人為的な箇所は見受けられなかった。
途方に暮れているとブザーが鳴る。
「おーっす。あれ、エドも一緒か。グリムは機嫌が直ったみたいじゃん」
『そう。ちょっとね』
「なんだ、お前か。今オレ様は忙しいからあそんでやる暇はねーんだゾ」
「忙しい?宿題終わらねーの?」
「実は…」
来客はエースだった。軽く挨拶を交わす。
談話室へ移動しながら、ユウが不審な事故による怪我について説明をした。
やっぱり事件性がないのではないかと思っている事を話しているとまた誰かが来た。
勢いよく駆け込んできた人物はデュースだった。ただ事じゃない顔をしている。
「エース!大変だ!」
「ん?なんだよそんな慌てて…」
「クローバー先輩が階段から落ちて、怪我をしたって…!」
「「『えっ!?』」」
飛んできた来た内容に思わず全員が耳を疑った。
エディシアがまともに話したのはパーティーでの日以来にはなるが、おっちょこちょいとは無縁そうな落ち着いた人物だったはずだ。
「まさかあの食えない眼鏡のトレイも!?」
『トレイ先輩って2人の副寮長だよね?』
「そうだよ。でもあの人が…?浮かれていたとは思いづらいな…」
「たしかに、トレイ先輩はうっかりで転んだりはしなさそう」
「話を聞きに行ってみるんだゾ!」
現在本人の部屋にいるとの事で急いで全員でハーツラビュル寮に向かった。