1章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「いつまでニヤニヤしているつもりだ。全く…」
「だって…ねぇ?フロイド」
「ね、ジェイド。ふふ、よかったねぇアズール。イルカだって」
「その口縫い付けてやろうか…!」
完全に先輩2人がツボってしまったので寮長は怒ってしまった。
そんなに2人からしたらおかしいのだろうか。
「ごめんて…ふふっ正解はね、オレたちがウツボで…アズールはタコなんだよ」
『…ウツボと…タコ…寮長がタコ?』
「お互い人魚じゃなかったら今頃アズールは僕らの血肉となっていたでしょうね」
「お前らごときこの僕がまるごと捻じり上げてやる。すみませんねイルカのように泳ぎの上手い種族じゃなくて」
『あ"っいやそういうつもりじゃなくて……でもほら…タコはすごく器用で頭がいいって聞きますし…泳げればいいってもんじゃないと思います』
「ブルーテトラちゃん褒め上手~」
「そうですね、タコほど頭のいい海の生物はそう多くないと思います」
そのあとは双子も「シャチほど大きくなくてすみませんね(ごめんね~)」と笑顔で嫌味を吐いていたが、ウツボでも納得できてしまう部分はあった。
アズールがタコなのも、寮長・支配人・勉学・部活全てをこなすなんてそんな器用すぎる事とても常人ではできる気がしない。
『(タコ…たしか前にもどこかで…)』