5章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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バンッ!
「はぁ、はぁ……やっとボールルームに辿り着いた!」
「はぁ、はぁ……なんでこんな目に合わないといけないわけ?」
「それは、アンタたちが選抜メンバーになったからこそよ」
「ふなっ!?眩しいんだゾッ!」
翌日、ポムフィオーレ寮のボールルームでヴィル、ルーク、エペル、[#da=1#]の4人が待機していると選抜メンバーに選ばれた生徒たちが勢いよく入室した。
メンバーが揃っていることを確認したヴィルは、ポムフィオーレ寮生からの妨害について質問された。
これはすぐに練習するためにもウォームアップとしてヴィルが配置させたものだった。
「あの程度の障害を突破できないメンバーはいらない。大会に向けて、すでに戦いは始まってるの。今この瞬間から、お遊び気分は許さないわ。ビシビシ鍛えていくから覚悟なさい!」
「お、おう…!?よくわかんないけど、わかったぜ!」
「なんかこのカンジ…ヴィル先輩、ウチの寮長に似てね?」
「ハーツラビュルとポムフィオーレ生はどちらも”女王”の精神に基づく寮だからな。自然とそうなるんじゃないか…?」
「おやおや、毒の君。最初からフルスロットルだね。キミの輝きに目が眩んでみんな動けなくなってしまっている。ふふふ」
エースとデュースが密かに交わしている会話が[#da=1#]の耳に入った。
ヴィルの様子からエースは今後について嫌な予感がしたようだ。
「選抜メンバーの諸君、まずはおめでとう。ブラヴォー!エースくん、デュースくん、カリムくん、ジャミルくん、エペルくん、[#da=1#]くん。そして、私とヴィル。我々8名は今日から仲間だ。〖VDC〗当日まで、どうぞよろしく。ほら、ムシュー・姫林檎と白い猫もご挨拶を」
「エペル、です。よろしくおねがいします…」
『[#da=1#]です。楽曲制作と歌の指導補佐を担当します。顔見知りばかりで安心しました』
ルークに促されたエペルと[#da=1#]がそれぞれ挨拶すると、グリムが待ったをかけた。
ずっと不服そうな様子だったため待ちきれなくなったようだ。
「ずっとオレ様とユウを仲間外れにしやがって。不合格にしたくせに、なんでオレ様たちまでここに呼んだんだゾ」
「それについては私は説明しましょう!私、優しいので!」