5章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「3年A組……ハント先輩の教室はここか。上級生の教室に来るのって、少し緊張するよな」
「しかも他寮の上級生とか、あんま交流ないしね。ハーツラビュルの先輩探して、呼んでもらおっか?」
「オクタヴィネルのヤツらはメンドくさそうなヤツ多いしな」
『僕のこともメンドくさいんだ?』
「そ、そうは言ってねーんだゾ…」
さすが3年生の集まる教室。威圧感がある。年上特有のオーラのようなものだろうか。
するとグリムが、エースたちが自寮の先輩を見つけるよりも先にある人物を見つけ声をかけた。
「おっ?待てよ、あそこにいるのは……。おーい、レオナ~!!ちょっとコッチ来るんだゾ!」
『え"っ』
「…………ア"ァ?」
「げっ!グリム!よりによってそこ呼んじゃう!?」
「おい、仮にもサバナクローの寮長だぞ!?」
「だってオレ様、この教室で顔見知りなんてアイツしかいねぇんだゾ」
「すごく不機嫌そうにこっちを睨んでいる…」
『周囲からの視線も痛い…』
呼ばれたレオナは心底不機嫌そうに睨みつけ、周囲からは下級生が軽々しく王族の先輩を呼びつけるものだから異様なものを見るような視線が1年生たちに突き刺さる。
「この俺を顎で使おうとはいい度胸だな。用があるならテメェが来いよ」
「ここまで10メートルもねぇんだゾ。まったく、しょうがねぇなぁ」
周囲の反応をものともしないグリムの態度見て思わずデュースがすげえヤツだとこぼした。
それにはさすがに全員同意する。
結局こちらがライオンの元に行くことになりみんなでグリムの後をついて行った。
「…で?なんの用だ草食動物ども。下らねぇことなら開きにすんぞ」
「ルーク・ハントってヤツに会いてぇんだ。紹介してくれよ」
「ハァ?あの変人を紹介しろだぁ……?」
怪訝そうな顔をするレオナにグリムが経緯を説明した。
そしてその時は唐突に訪れた。
「おう。オレ様たち、〖ボーカル&ダンスチャンピオンシップ〗のオーディション申し込みにきたんだゾ!」
「本当かい!?素晴らしい!新たな挑戦者を心から歓迎するよ!」
「「「「『うわーーーーーっ!?』」」」」