4章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「今のはもう少しイメージを固めてから放ったほうがより効果的ですね」
「わかりました!」
『………え?』
朝に出発し夜ようやく学園に到着した[#da=1#]は、翌朝スカラビア寮へ向かった。
しかしそこには大勢のスカラビア寮生とオクタヴィネルの人魚3人が魔法をぶつけあっている光景が広がっていた。アズールがスカラビア寮生にアドバイスしている様子から魔法の練習のようだ。
よく見るとその中にはカリム、ジャミル、ユウ、グリムもいる。
「…ん?[#da=2#]!どうしたの?」
「なんで[#da=2#]がこんなとこにいるんだゾ?オメー鏡通って家に帰ったじゃねぇか」
『……へぇ。どうして来たのか君たちが一番よく知ってるのに聞くんだ?それにイソギンチャクのときといい、今回といい…友人の忠告を無視するのがよっぽど好きらしいね』
「ヒンッ…」
「あ…あーー…その……大変申し訳ございません…」
[#da=1#]はユウの元へ行き問い詰めた。そりゃそうだ。監禁されているなんて物騒な連絡がきてから一切返事が帰ってこないので1日かけて来てみれば、自分がいない間は関わるなと忠告した人魚3人と監禁したスカラビア寮生とで青空の下魔法の特訓をしているのだから。
「[#da=2#]も帰ってなかったんだな!今みんなで防衛魔法の特訓してるところだったんだ!お前も一緒にどうだ?」
『…いいね、攻撃側やりたいな。ちょうどサンドバッグがほしかったところなんだ』
「…めちゃくちゃキレてるんだゾ…」
「あとでしっかり事情話さないと絞められる…」
「どうしてまたオクタヴィネルが増えるんだ…まさかさらに来ないよな…?」
「ブルーテトラちゃん参戦とかサプライズだし怒ってんのウケる~!楽しそうだからオレ防衛まわろぉ」
カリムの提案により[#da=1#]も防衛魔法の特訓に加わった。
なぜこの状況とメンツでというのはあったが、とりあえず溜まった鬱憤は防衛にまわったフロイドに全てぶつけた。