4章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「おねがい。明日の体育のテスト代わりに出て!同じ時間そっちは算数のテストでしょ?私がそれ受けてあげるから」
「えぇーお前のふりすんの恥ずかしいんだよなぁ。私って言いたくない」
「大丈夫まだいけるって」
「はは、お前なんて男子校入れたもんな。僕が着るはずだった制服着て僕が入りたかった部活にも入って…ほんとは僕が経験するはずだったのに」
『ハッ…!ハァ…ハァ…』
珍しくいつもとは違う夢だった。あの背格好はエレメンタリースクールくらいか。
これは自分の妄想が勝手に夢になって現れただけだと認識している。
『……馬鹿だ。あんなこと言うようなヤツじゃないのに………ん?』
ユウ:[スカラビア寮に監禁されてる!どうしよう!学園長にも連絡つかない!]
『………ん!?』
何気なくスマホを開くと寝ている間にユウからメッセージがきていたらしい。見てみると自分の目を疑った。
起き抜けだからまだ寝ぼけているのだろうかと何度か読み返すも、やはりスカラビア寮に捕まっているという。
ホリデー入った翌日に彼は何故教師や生徒が出払った学園で監禁されるのか。相当な巻き込まれ体質のようだ。
自分:不在着信
自分:[今見た。どういうこと?]
自分:[大丈夫なの?]
白猫の着信に出ず、メッセージも既読すらつかない。
昨夜連絡がきたなら、夜にはスマホを確認できそうだろう。
そう考えた白猫はとりあえず向こうからアクションがあるまでは待ってみることにした。