4章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「小エビちゃんとアザラシちゃんは学園に残るの?だったらオクタヴィネルに遊びに来なよ。遊んであげるからさぁ」
「それはいいアイデアだ。楽しいホリデーになりそうですね。いつでもお待ちしていますよ。では…」
そう言って双子は楽しそうに笑いながら去って行った。
今はまだイソギンチャクの思い出が色濃く残っているので誘えていないが、次こそは普通に寮の景色やラウンジの料理を楽しんでもらうと[#da=1#]は考えていたのだが。
案の定3馬鹿トリオにさっそくトラウマが蘇っている。
『ユウ、グリム。また変な契約されても困るから、僕がいない間絶対行かないでね』
「うん。わかった」
「言われなくてもそうするんだゾ」
「…さて。だいぶ生徒が少なくなってきたな。僕たちもそろそろ帰るとするか」
「そーね。そうだ、ユウ。さっき学園長にスマホもらったなら、マジカメのID交換しとこーよ。連絡とれたら色々と便利だし」
「そうだね。火の番忘れて妖精いなくなったら一番に連絡できるよ」
『嫌だよ連絡きたと思ったらそんな緊急事態なんて』
エースの提案でユウのマジカメIDをみんなで交換した。
[#da=1#]はクラスが違うため、ユウに連絡したいときは誰かに伝言を頼むか直接教室に行かないといけなかったので、その面倒が今後解消されるのは便利だと感じた。
「よし、登録登録…っと。冬休み中、寂しくなったら連絡してきてもいいぜ~」
「用もないのに連絡しないけど…でもありがとう。寂しくなったらそうするよ」
「出た。ユウのマジレス。冗談だっつーの」
「こいつのくだらない冗談はさておき、何かあったら遠慮なく連絡してこいよ」
『あんまり言うと本当に何か起こりそうだからやめとこうよ。冬休みくらいは平和に暮らしたいんだから』
「それもそうだな。じゃあ、母さんが待ってるだろうから僕ももう行く。みんな、良いホリデーを」
「んじゃ、オレも行きますか。また来年な~」
『ハッピーホリデー』
「うん。みんな、よい年越しを」
みんなで今年最後の別れを告げ、[#da=1#]、エース、デュースはそれぞれ鏡を通り実家へと向かった。
ユウは完全に見えなくなるまで3人に手を振っていた。