4章
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この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
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「!!…突然なんだい、フロイド。何も知らないくせに、口を挟まないでくれないか。不愉快だ」
案の定、リドルに声をかけたのはフロイドだった。
リドルの顔が明らかに険しくなる。
それを察したのか、ジェイドは片割れにストップをかけた。
「えー?だってさぁ、ジェイド。いつも同じメンツで年越しすんの、つまんないじゃん。ブルーテトラちゃんは帰るって言って聞いてくれないし。アズールも、金魚ちゃんなら小さいから飼っていいって言うと思うし~」
「今、なんとお言いだい?」
やはりフロイドはリドルを怒らせてしまった。
思い切り目をかっ開き顔を真っ赤にしている。今年こそは素敵なホリデーを迎えるんだと決心するいい感じの場面だったのだが…。
「落ち着けリドル。またあいつのペースにハマってるぞ」
「うぎぃい……!!」
「えぇーっと、、フロイドくんたちの実家って確か珊瑚の海だよね?なんで帰らないの?」
ケイトのナイスフォローで喧嘩に勃発する前に話題はフロイドたちの故郷について移った。
彼ら3人の故郷は珊瑚の海の中でも北の方にあり、この時期は海面が流氷で覆われ帰るのが困難になるため、氷が溶ける春休みに帰るらしい。
[#da=1#]は数日前「ブルーテトラちゃんも残って暇つぶし相手になってよ」と言われた時に聞いたのを思い出した。
「フン!オクタヴィネルと一緒に年越しだなんて、絶対にごめんだね!ボクはこれで失礼する。みな、良いホリデーを」
「……やれやれ、少しいつもの調子に戻ったか?お前たち、休暇中に羽目にを外しすぎるなよ。それじゃあ」
「さて、オレも帰りますかぁ~。あ、帰る前に記念に1枚。…………#秋学期最終日 #1年生と #良いお年を #気が早いw…[#da=2#]ちゃんはこんな感じで隠してるからね。んじゃ、みんなハッピーホリデ~☆」
『うん、ありがとう。ハッピーホリデー』
リドルの帰宅を合図にトレイ、ケイトと次々鏡を通って行った。
ケイトはその前にマジカメ用の写真を撮っていくのを忘れないあたりちゃっかりしている。
ケイトが[#da=1#]も交えて撮った写真をSNSにあげるときは顔と名前が公開されていないことをチェックしてもらってからあげている。SNSをよく利用する故に怖さも知っているのか、希望通りしっかりトリミングやスタンプで隠されているので確認も不要でいいのではと[#da=1#]本人も思えてきた。たまたま写真に紛れていた写真にも編集でわからないようにしている徹底ぶりだ。