4章
お名前編集はこちら
この小説の夢小説設定物語の都合上、略した名前・略さない名前が2つずつあります。
ご自身の名前を使う際、ストーリー後半からになりますが
「主人公 名前」「主人公 名前略称」に登録すると読みやすいかと思います。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『みんなこっちこっち。ついにホリデーだよ』
「おー[#da=2#]。さすがのオマエもわくわくが抑えらんねぇって感じだな」
ホリデー前日。闇の鏡を通って実家へ帰省するため鏡の間に集まっていた。
出された宿題は名門というだけあって山のように渡されたが、生徒たちはそんな事気にならないくらいには心が躍っている。
[#da=1#]もその1人だった。クリスマスと新年を実家でのびのび過ごせるのだ。帰りたくて仕方がなかった。
『そういえばユウとグリムはどうするの?』
「僕らはオンボロ寮でゴーストたちと過ごす予定なんだけど、休みの間の食糧について学園長に聞こうとしてたところなんだ」
「みんないなくなっちまうと食堂行っても意味ねぇしな」
『なるほど』
「さて、学園長は…っと」
『あー…学園長ならあそこに…』
ユウとグリムが休暇中について尋ねるために学園長を探しているとの事だったので、[#da=1#]は気まずそうに生徒に指示している季節外れなアロハシャツを着た男性を指さした。
「みなさん、闇の鏡に目的地を告げたら荷物をしっかりと持ってください」
「「「めっちゃ浮かれてるーーー!!!」」」
エースもデュースも思い思いに突っ込みや感想を口にした。
そりゃそうだ。生徒たちはついさっき担任の教師から「ホリデーだからと浮かれすぎるな」と言われたばかりなのだから。
「やいやい、学園長!話があるんだゾ!」
「おや、みなさんお揃いで。どうしたんです?」
「ちゃんと元の世界に戻れる方法探してます?」
「あっ!あぁ~~~!!元の世界に戻る方法ね。ははは、いやですねぇ、ちゃんと探していますとも」
『休暇中のユウとグリムの食糧の補給については?』
「あぁ~~…もちろん考えていますとも。当たり前じゃありませんか」
『(これ考えてなかったな)』
ユウの問いに対してあからさまなどもりを見せそれっぽい理由を述べる学園長。
いっそ忘れてたと開き直ってくれたほうがよかったのではとその場にいたユウたちは思った。