2.いろは歌を歌いましょう
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ぁ!怪我は、大丈夫ですか?!まだ手当てされてない方が!いだっ!!」
ハッとして声を上げるとバッと少年を見ては、一気に言い立ち上がり走り出そうとするが半月間 動かなかった反動なのか体の言うことが聞かずその場に倒れキョトンとした表情を浮かべる。
「え?」
「大将 大丈夫か?」
少年は、呆然とするもハッとしてのぞみに近付き肩に手を添え支えて布団に戻す。のぞみは、転んで思いっきり打ち付けた痛みも含んで動かなかった事に頭の中でパニックを起こし泣きそうになる。
「大将は、あれから半月も寝てたんだ。その分、体が反応せずに動きにくいだろうってあの男が言ってたぜ。それに他の奴らなら大丈夫だ。」
「え?」
「大将がこの本丸を浄化した時に残った霊力が他の奴らの傷を治してたからな。全員 傷がねぇ状態だ。」
「じゃ…痛くないんだ…出来てたんだ…よ゛、よ゛がっだよ゛ぉ!!」
不安な緊張感から解き放たれたからなのか我慢が出来ず涙をボロボロと流して言う。そんなのぞみに少年は、苦笑いを浮かべ近くに置いてあったティッシュ箱を取るとのぞみに差し出す。
のぞみは、少年からティッシュ箱を受け取り箱からティッシュを数枚 抜き取り鼻に当てて思いっきり吹いて鼻水を出し涙も袖で拭う。
「ごめんなさい…色々と爆発しました。」
暫くして泣き止んだのぞみは、少年がいる事を思い出して恥ずかしく熱くなった顔を見られないように俯きながら言う。
「大将 顔を上げてくれや」
少年の声に素直に顔を上げると少年は、気にしてないかのような笑みを浮かべ真っ直ぐにのぞみを見つめる。
「よお大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」
少年 薬研の言葉を聞き体から何かが結んだような感覚を感じて思わず「え…。」と言葉を洩らす。
「待っ、え?は?えぇ??」
のぞみは、頭の中がパニックを起こしてるからなのか言葉にならず変な声を出して首を傾げる。そんなのぞみの様子に思わずといったように薬研は、吹き出し声を上げて笑う。
「俺は、大将を大将だって認めるからよ。大将 俺っちを使ってくれ」
「ぁ…うぅ、私は 審神者が初めてでご迷惑をたくさんお掛けしてしまうかも知れません。でも一生懸命に覚えて早く審神者として出来る様に頑張りますので、よろしくお願いします。」
薬研の真剣な表情にパニクっていた頭は、冷静を取り戻し真剣な表情で言い両手を床について額を床に付くギリギリまで頭を下げる。そんなのぞみの行為に薬研は、小さく笑みを浮かべ同じように頭を下げる。
お互いに顔をタイミングよく上がれば耐え切れなくなったのか軽く吹き出し笑う。
END
ハッとして声を上げるとバッと少年を見ては、一気に言い立ち上がり走り出そうとするが半月間 動かなかった反動なのか体の言うことが聞かずその場に倒れキョトンとした表情を浮かべる。
「え?」
「大将 大丈夫か?」
少年は、呆然とするもハッとしてのぞみに近付き肩に手を添え支えて布団に戻す。のぞみは、転んで思いっきり打ち付けた痛みも含んで動かなかった事に頭の中でパニックを起こし泣きそうになる。
「大将は、あれから半月も寝てたんだ。その分、体が反応せずに動きにくいだろうってあの男が言ってたぜ。それに他の奴らなら大丈夫だ。」
「え?」
「大将がこの本丸を浄化した時に残った霊力が他の奴らの傷を治してたからな。全員 傷がねぇ状態だ。」
「じゃ…痛くないんだ…出来てたんだ…よ゛、よ゛がっだよ゛ぉ!!」
不安な緊張感から解き放たれたからなのか我慢が出来ず涙をボロボロと流して言う。そんなのぞみに少年は、苦笑いを浮かべ近くに置いてあったティッシュ箱を取るとのぞみに差し出す。
のぞみは、少年からティッシュ箱を受け取り箱からティッシュを数枚 抜き取り鼻に当てて思いっきり吹いて鼻水を出し涙も袖で拭う。
「ごめんなさい…色々と爆発しました。」
暫くして泣き止んだのぞみは、少年がいる事を思い出して恥ずかしく熱くなった顔を見られないように俯きながら言う。
「大将 顔を上げてくれや」
少年の声に素直に顔を上げると少年は、気にしてないかのような笑みを浮かべ真っ直ぐにのぞみを見つめる。
「よお大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」
少年 薬研の言葉を聞き体から何かが結んだような感覚を感じて思わず「え…。」と言葉を洩らす。
「待っ、え?は?えぇ??」
のぞみは、頭の中がパニックを起こしてるからなのか言葉にならず変な声を出して首を傾げる。そんなのぞみの様子に思わずといったように薬研は、吹き出し声を上げて笑う。
「俺は、大将を大将だって認めるからよ。大将 俺っちを使ってくれ」
「ぁ…うぅ、私は 審神者が初めてでご迷惑をたくさんお掛けしてしまうかも知れません。でも一生懸命に覚えて早く審神者として出来る様に頑張りますので、よろしくお願いします。」
薬研の真剣な表情にパニクっていた頭は、冷静を取り戻し真剣な表情で言い両手を床について額を床に付くギリギリまで頭を下げる。そんなのぞみの行為に薬研は、小さく笑みを浮かべ同じように頭を下げる。
お互いに顔をタイミングよく上がれば耐え切れなくなったのか軽く吹き出し笑う。
END