2.いろは歌を歌いましょう
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こんのすけの案内で離れに到着したのぞみは、こんのすけをゆっくりと下ろし離れの襖と窓を全て開けていく。
「審神者様!真名をお教え尚且つ神とお約束なんて!?無謀にも程があります!!何故あのような事を!!」
「神様ですから。人が神様にお力をお借りし真名をお聞きするなら私も名乗らなければいけないからです。殺されたとして彼らが嫌がった証拠ですから受け入れます。さて、全て開きました。結界を屋敷に使いたいのですが…。」
「どうなっても知りませんよ!コチラです」
歩き出すこんのすけにのぞみは、優しく抱き上げ歩き出す。こんのすけの指示にて歩き暫くすると大きな大木が見え始める。
「コチラの大木がこの本丸の元となっております。」
「…辛かったよね…大切な主人が亡くなってから今まで汚れた環境下にいた事。辛かったよね…人間が人間勝手でごめんね。」
鼻がツンとして思わず涙を流しこんのすけを腕に抱きながら片手を大木に添え撫でて言えば触れた場所から光が漏れ大木に広がり黒く汚れた木は鮮やかな茶色の木に戻り蕾が出来るとすぐに綺麗な桜の花を咲かせる。
「(!一瞬で花まで咲かせるなんて…一体 彼女は…)」
「さぁ…この本丸を守ろう。今度は、うちと君で。」
のぞみの言葉に応えるように木の擦れる音がしのぞみは、木に額を当て目を閉じ結界を本丸の塀の周りを囲むように張ると浄化する。のぞみの足元から風が吹き上げ意思を持った様に動くと円を描きブワリと広がり腐って真っ黒になりグチョグチョになった土は乾いてしっかりした土へと変わり黒く何かが浮いた池は、透明で美しく鯉が元気よく泳ぎ小さく壊れた橋は、新品同様の小さな橋へと変わり全てが変わるとガクンとのぞみは座り込みこんのすけを離してから力が抜けたように倒れこんのすけは、のぞみの腕から脱出し綺麗に変わった本丸を呆然と見つめる。
「庭と…離れと…他を綺麗しま、したけど…刀剣様、方…の部屋は、まだなので。申し訳ないです…。(少しだけ…)」
力のない声でこんのすけに説明し眠気に勝てずに目を閉じて意識を失う。ハッとしてこんのすけは、のぞみ近付く。
「審神者、様…?」
静かに息をしている事に生きてると確認出来たからなのかホッと息を吐き出すが小さな姿の自分では、目の前で眠るのぞみを運ぶ事が出来ずどうしようと悩む。
するとカサッと草を踏む音にこんのすけは、後ろを振り返ると瞳の中の三日月模様があり平安の狩衣に鎧や装飾品をあしらった服装をしている青年と
銀髪金眼に細い肢体を持ち、フードが付いた真っ白な着物に金の鎖をまとい手には中指と薬指以外が指貫になっている黒手袋を着用している青年と
黒髪に色白で儚げな顔立ちに半ズボンとハイソックスを身につけた美少年が立っていた。
「三日月宗近様、鶴丸国永様、薬研藤四郎様」
「驚いたな。その人間がココを浄化したのか?」
「見ておられたのでは?」
「半信半疑さ。」
「して、その人間は、どうして倒れた?」
「この本丸を覆う程の結界、浄化、立て直し、部屋から出た刀剣様方の資材なしの手入れにて霊力を大量に使った事が原因かと思われます。」
鶴丸の言葉に思わず半目になりながら言えば鶴丸は、肩を上下に動かし仕方なしといったように言い三日月の言葉には、三日月を見上げて説明する。こんのすけの説明を聞いた三日月は、口元を袖で隠し目を細めて眠っているのぞみを見つめてから一緒に来た鶴丸と薬研に目線を向ける。
「薬研、鶴よ。どう思う?」
「初代審神者以降の清らかな霊力だけどなぁ。信じた後に裏切られる可能性だってあるんだぜ?」
「俺は…俺っちは、最後にこの大将を信じてもいいって思ってるぜ。三日月の旦那は?」
「ふむっ、俺も最後に信じてもいいかも知れんな。薬研よ 離れに運べるか?」
三日月の言葉に薬研は、のぞみに近付き背中と膝裏下に手を入れ抱き上げる。離れに向かい歩き出した薬研の様子に大丈夫だと判断した三日月は、鶴丸を連れて広間に向かう。
「審神者様!真名をお教え尚且つ神とお約束なんて!?無謀にも程があります!!何故あのような事を!!」
「神様ですから。人が神様にお力をお借りし真名をお聞きするなら私も名乗らなければいけないからです。殺されたとして彼らが嫌がった証拠ですから受け入れます。さて、全て開きました。結界を屋敷に使いたいのですが…。」
「どうなっても知りませんよ!コチラです」
歩き出すこんのすけにのぞみは、優しく抱き上げ歩き出す。こんのすけの指示にて歩き暫くすると大きな大木が見え始める。
「コチラの大木がこの本丸の元となっております。」
「…辛かったよね…大切な主人が亡くなってから今まで汚れた環境下にいた事。辛かったよね…人間が人間勝手でごめんね。」
鼻がツンとして思わず涙を流しこんのすけを腕に抱きながら片手を大木に添え撫でて言えば触れた場所から光が漏れ大木に広がり黒く汚れた木は鮮やかな茶色の木に戻り蕾が出来るとすぐに綺麗な桜の花を咲かせる。
「(!一瞬で花まで咲かせるなんて…一体 彼女は…)」
「さぁ…この本丸を守ろう。今度は、うちと君で。」
のぞみの言葉に応えるように木の擦れる音がしのぞみは、木に額を当て目を閉じ結界を本丸の塀の周りを囲むように張ると浄化する。のぞみの足元から風が吹き上げ意思を持った様に動くと円を描きブワリと広がり腐って真っ黒になりグチョグチョになった土は乾いてしっかりした土へと変わり黒く何かが浮いた池は、透明で美しく鯉が元気よく泳ぎ小さく壊れた橋は、新品同様の小さな橋へと変わり全てが変わるとガクンとのぞみは座り込みこんのすけを離してから力が抜けたように倒れこんのすけは、のぞみの腕から脱出し綺麗に変わった本丸を呆然と見つめる。
「庭と…離れと…他を綺麗しま、したけど…刀剣様、方…の部屋は、まだなので。申し訳ないです…。(少しだけ…)」
力のない声でこんのすけに説明し眠気に勝てずに目を閉じて意識を失う。ハッとしてこんのすけは、のぞみ近付く。
「審神者、様…?」
静かに息をしている事に生きてると確認出来たからなのかホッと息を吐き出すが小さな姿の自分では、目の前で眠るのぞみを運ぶ事が出来ずどうしようと悩む。
するとカサッと草を踏む音にこんのすけは、後ろを振り返ると瞳の中の三日月模様があり平安の狩衣に鎧や装飾品をあしらった服装をしている青年と
銀髪金眼に細い肢体を持ち、フードが付いた真っ白な着物に金の鎖をまとい手には中指と薬指以外が指貫になっている黒手袋を着用している青年と
黒髪に色白で儚げな顔立ちに半ズボンとハイソックスを身につけた美少年が立っていた。
「三日月宗近様、鶴丸国永様、薬研藤四郎様」
「驚いたな。その人間がココを浄化したのか?」
「見ておられたのでは?」
「半信半疑さ。」
「して、その人間は、どうして倒れた?」
「この本丸を覆う程の結界、浄化、立て直し、部屋から出た刀剣様方の資材なしの手入れにて霊力を大量に使った事が原因かと思われます。」
鶴丸の言葉に思わず半目になりながら言えば鶴丸は、肩を上下に動かし仕方なしといったように言い三日月の言葉には、三日月を見上げて説明する。こんのすけの説明を聞いた三日月は、口元を袖で隠し目を細めて眠っているのぞみを見つめてから一緒に来た鶴丸と薬研に目線を向ける。
「薬研、鶴よ。どう思う?」
「初代審神者以降の清らかな霊力だけどなぁ。信じた後に裏切られる可能性だってあるんだぜ?」
「俺は…俺っちは、最後にこの大将を信じてもいいって思ってるぜ。三日月の旦那は?」
「ふむっ、俺も最後に信じてもいいかも知れんな。薬研よ 離れに運べるか?」
三日月の言葉に薬研は、のぞみに近付き背中と膝裏下に手を入れ抱き上げる。離れに向かい歩き出した薬研の様子に大丈夫だと判断した三日月は、鶴丸を連れて広間に向かう。