そうこうしているうちに、闇戦士が現れたけど…ケンゴさんとトキヒコさんがダイブをして、一掃したのだ。
すごい…！
ふと気がついたが、トキヒコさんの愛機もケンゴさんのジャベリンと同じストライクバニッシャー型で、その名は「サーベル」だという。
これは…人を騙すようなバトルではない。
タイヘイ「やっぱり、ケンゴさんとトキヒコさんはボクらの味方なんだね！」
これは心強いわ…！そう思い、ケンゴさんとトキヒコさんも脱出させて地下牢をあとにしようとする。

そして…ケンゴさんから呼ばれた。
ケンゴ「…様子を見ていてくれたんだな。弟達がどうしていたか…聞かせてくれ」
マイ「…！はい。
…知ってる限りのことにはなりますが…」
スヒロ「私もついていくです。お二人をお助けするですよ！」
こうして私は…ここからケンゴさんとトキヒコさん、スヒロちゃんと行動を取ることにしたのだ。

こうして、ケンゴさんとトキヒコさんがバリアを開けてくれたおかげで、先へ進めるようになった。

見て思うけれど、あっという間に闇戦士を一掃するお二人はすごい…！
町ではワンツーフィニッシュを収めるくらいのトップコマンダーの2人は、本当に強い…！
私も何か助けにならなくちゃ！
なんとしてでも助けるべく、私もスヒロちゃんも、ケンゴさんとトキヒコさんに加勢した。
進みながらにはなったけど…ケンゴさんに私からツルギとヤイバの事を全て話した。

ケンゴ「そうだったのか…ありがとう。弟達をいつも気にかけてくれていて」
マイ「いえ……こちらこそ…おせっかいになってしまって、すみません…」
そして次々と待ち構える闇戦士を相手に戦い、私とスヒロちゃんはケンゴさんとトキヒコさんをサポートした。
本当にケンゴさんもトキヒコさんも良い人だ…。私たちの味方でいてくれて、何より嬉しい。

ケンゴ「本当に…優しく暖かい力が溢れている。ツルギの事もヤイバの事も、いつも心配をしてくれて、オヤジとの約束まで守ってくれていてありがとう。」
マイ「…私たちに加勢してくれてありがとうございます。」
こうして、闇戦士がいない間を計らっているうちにケンゴさんとこんな会話になっていたのだ。

ケンゴ「もしオレが…オレ達が表の世界に帰れたら、暖かく迎え入れてくれるか？」

マイ「はい。お二人は強く優しい人達ですから」

そして…私にこう言葉をかけた。
ケンゴ「ありがとう。…名前を聞いていなかったな。」

マイ「…自己紹介が遅れてしまいました。私は……」
その時…ゴライアスの戦士が連絡したのか、別の戦士が私の足止めをする。
必死で抵抗はしたものの、敵わず引きずられてしまった。
マイ「！？
きゃああ！！」
ケンゴ「！！！」
必死で追いかけては腕を伸ばし、私の手を掴もうとする。
私も手を伸ばすけれど…どんどん、ケンゴさんとトキヒコさんとスヒロちゃんから遠ざかっていく。

ケンゴさんの「せめて名前だけでも」という思いで伸ばしたその手は私には届かなかった。

ケンゴさんとトキヒコさんとスヒロちゃんとさっきまでいたけれど闇戦士の足止めを喰らってしまった。
でも、諦めるわけにはいかず、闇戦士を一掃。
とにかく先を急ぐ以外選択肢はなかった。

すると…目の当たりにした光景は…ジロウさんが三人衆のひとり、ロウガにやられてしまうというものだった…！
その様子を見ていたユリエちゃんとアヤメさん。
アヤメさんは…取り乱していたのだ。

もう少し早ければ…！！ジロウさんもこんなことには…！！
取り乱すアヤメさんとなだめるユリエちゃんに謝罪するために近寄ったのだった。