夢主のお相手はケンゴさん(とはいっても旅立ち編終盤から絡む)、ナナセさんの親友のコマンダーのお相手はジロウさんとなります(ジロウさん推しの方向け)
課せられた義務と共に
夢主と塾の女性幹部の親友の名前設定
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ケンゴさんとトキヒコさんに、言葉を発しようとした途端…ユリエちゃんが割って遮ってきた。
ユリエ「皆危ないわ!気をつけて!」
マイ「…!?ユリエちゃん?何を言ってるの?」
ユリエ「この人達はタクマ塾の訓練だけじゃ飽き足らず、悪に身を落としたコマンダーよ!
さっきのコテングと同じね。牢屋の中でワタシ達の仲間が集まるのを待ってたのよ」
ゲンタ「しかし…、服も薄汚れてるし、随分やつれているような…」
オウギ「…うん、とても辛そうだよ。」
そうよ…ゲンタとオウギ君の言う通りだわ。2人とも…とても張り詰めている。
マイ「あの…」
ケンゴ「…オレは…」
そっと近づくと、本当に張り詰めていて…とても苦しそう。
そんな彼らを見て私も胸が苦しくなってくる。
どうしよう……本当ならツルギとヤイバの事も話して…ツルギがゴライアスに入った事も謝らなくちゃいけないのに…涙が浮かんでくる。
タクマ「ケンゴ!?トキヒコ!?」
タクジ「ケンゴさん!?トキヒコさん!?」
ユリエ「タクマさん…タクジ…」
そして…何か話そうとした途端にタクマさんとタクジが地下牢に到着して来たのだ。
タクマ「随分やつれたようじゃないか。どういうことだ?
ゴライアスの幹部として立派にご活躍中かと思ったがな」
何があってこんなに……?当の本人達が生きている事がわかった以上は責める権限なんてないけれど、きっと何かあったと悟って事情を2人から聞くことにしたのだ。
ケンゴ「…オレは、オレ達は誰よりも強くなりたかった。
そのために家もタクマ塾も捨てて、ここへやって来た。だが…、来てしばらくして気がついた。オレ達の求めていたのはこんなことじゃない、と。
強くなるということは、自分の心を育てることであるはずだ。」
2人ともただ強くなりたかった…その一心で…トキヒコさんも言葉を続ける。
トキヒコ「だが、ヤツらが強くなろうとする目的は邪悪だ。悪の心が精神を支配してる。
オレも…ケンゴの提案に賛同した上で逃げようとした。だが…それは許されなかった。
組織の秘密やら真の姿やらを色々知ったオレ達は、ここに閉じ込められたというわけだ」
そんな事が……!組織の真の姿を見ただけでも、こんな理不尽な扱いをする事も厭わないなんて……
ゴライアスは…なんて卑劣で恐ろしい組織なのかしら……
ユリエ「ふうん、でもこれもワタシ達を騙すための演技かもしれないよね」
ゲンタ「お前、本当にヒネてるな。そこまで言うかい」
私には演技なんて思えない。こんなにも張り詰めた姿でこの地下牢にようやく出られたのだから。
ユリエ「あなた達なんかに、ワタシの気持ちはわからないわ!
ワタシはね、悪いヤツらに捕まって、すごく怖い目に遭った事があるんだから!」
ユリエちゃん…そんな事が…
でも、いくらなんでも流石に言い過ぎだと思う。
マイ「…ユリエちゃん、もうやめて。」
そんな中でワナワナと拳を震えさせるスヒロちゃんは…
スヒロ「よくもケンゴさんとトキヒコさんにこんな仕打ちを!!!ゴライアス、ぶっ潰す!!!ゴライアス許すまじ!!!!」
大好きなコマンダーが理不尽な扱いを受け、激しく憤慨。本当に私もこんな事するゴライアスを許せないと思ったのだ。
そして…タクマさんからツルギがゴライアスに入ったという報を聞いたケンゴさんは、驚きを隠せない様子だった。
本当に…当たり前だと思う。
でも…私のせいだから…その事を謝りたくてケンゴさんに正直に話した。
マイ「…ツルギ君の事を…謝りに来ました。
ツルギ君はタクマ塾に入門していました。けど…突然塾にゴライアスの戦士が現れては、たくさんの塾生達を連れて行き…、ゴライアスに入ろうとしたツルギ君と話し合おうとしたのですが…敵わず…」
どうしよう…正直に話したけど、責められる。
私のせいで…私のせいで…!
マイ「そして…ヤイバ君にも迷惑をかけてしまいました…
私の力不足です…!ごめんなさい…!」
でも…ケンゴさんは意外な反応を見せてくれた。
ケンゴ「…弟達を、心配してくれていたのか」
マイ「……え?」
ユリエ「皆危ないわ!気をつけて!」
マイ「…!?ユリエちゃん?何を言ってるの?」
ユリエ「この人達はタクマ塾の訓練だけじゃ飽き足らず、悪に身を落としたコマンダーよ!
さっきのコテングと同じね。牢屋の中でワタシ達の仲間が集まるのを待ってたのよ」
ゲンタ「しかし…、服も薄汚れてるし、随分やつれているような…」
オウギ「…うん、とても辛そうだよ。」
そうよ…ゲンタとオウギ君の言う通りだわ。2人とも…とても張り詰めている。
マイ「あの…」
ケンゴ「…オレは…」
そっと近づくと、本当に張り詰めていて…とても苦しそう。
そんな彼らを見て私も胸が苦しくなってくる。
どうしよう……本当ならツルギとヤイバの事も話して…ツルギがゴライアスに入った事も謝らなくちゃいけないのに…涙が浮かんでくる。
タクマ「ケンゴ!?トキヒコ!?」
タクジ「ケンゴさん!?トキヒコさん!?」
ユリエ「タクマさん…タクジ…」
そして…何か話そうとした途端にタクマさんとタクジが地下牢に到着して来たのだ。
タクマ「随分やつれたようじゃないか。どういうことだ?
ゴライアスの幹部として立派にご活躍中かと思ったがな」
何があってこんなに……?当の本人達が生きている事がわかった以上は責める権限なんてないけれど、きっと何かあったと悟って事情を2人から聞くことにしたのだ。
ケンゴ「…オレは、オレ達は誰よりも強くなりたかった。
そのために家もタクマ塾も捨てて、ここへやって来た。だが…、来てしばらくして気がついた。オレ達の求めていたのはこんなことじゃない、と。
強くなるということは、自分の心を育てることであるはずだ。」
2人ともただ強くなりたかった…その一心で…トキヒコさんも言葉を続ける。
トキヒコ「だが、ヤツらが強くなろうとする目的は邪悪だ。悪の心が精神を支配してる。
オレも…ケンゴの提案に賛同した上で逃げようとした。だが…それは許されなかった。
組織の秘密やら真の姿やらを色々知ったオレ達は、ここに閉じ込められたというわけだ」
そんな事が……!組織の真の姿を見ただけでも、こんな理不尽な扱いをする事も厭わないなんて……
ゴライアスは…なんて卑劣で恐ろしい組織なのかしら……
ユリエ「ふうん、でもこれもワタシ達を騙すための演技かもしれないよね」
ゲンタ「お前、本当にヒネてるな。そこまで言うかい」
私には演技なんて思えない。こんなにも張り詰めた姿でこの地下牢にようやく出られたのだから。
ユリエ「あなた達なんかに、ワタシの気持ちはわからないわ!
ワタシはね、悪いヤツらに捕まって、すごく怖い目に遭った事があるんだから!」
ユリエちゃん…そんな事が…
でも、いくらなんでも流石に言い過ぎだと思う。
マイ「…ユリエちゃん、もうやめて。」
そんな中でワナワナと拳を震えさせるスヒロちゃんは…
スヒロ「よくもケンゴさんとトキヒコさんにこんな仕打ちを!!!ゴライアス、ぶっ潰す!!!ゴライアス許すまじ!!!!」
大好きなコマンダーが理不尽な扱いを受け、激しく憤慨。本当に私もこんな事するゴライアスを許せないと思ったのだ。
そして…タクマさんからツルギがゴライアスに入ったという報を聞いたケンゴさんは、驚きを隠せない様子だった。
本当に…当たり前だと思う。
でも…私のせいだから…その事を謝りたくてケンゴさんに正直に話した。
マイ「…ツルギ君の事を…謝りに来ました。
ツルギ君はタクマ塾に入門していました。けど…突然塾にゴライアスの戦士が現れては、たくさんの塾生達を連れて行き…、ゴライアスに入ろうとしたツルギ君と話し合おうとしたのですが…敵わず…」
どうしよう…正直に話したけど、責められる。
私のせいで…私のせいで…!
マイ「そして…ヤイバ君にも迷惑をかけてしまいました…
私の力不足です…!ごめんなさい…!」
でも…ケンゴさんは意外な反応を見せてくれた。
ケンゴ「…弟達を、心配してくれていたのか」
マイ「……え?」
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