夢主のお相手はケンゴさん(とはいっても旅立ち編終盤から絡む)、ナナセさんの親友のコマンダーのお相手はジロウさんとなります(ジロウさん推しの方向け)
夜明けの始まりに差した光
夢主と塾の女性幹部の親友の名前設定
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タクマ「ナナセ!しっかりしろ、ナナセ!!」
タクジ「ナナセさん!!ナナセさん!!」
タクマさんとタクジが必死でナナセさんを介抱した。けど…私が引き受けたから…ナナセさんも…こんなに傷ついた。
全部…私の力不足だ…
やるせなさと、自分の無力さにまた瞳から雫が溢れ、頬を伝った。
ナナセ「う…ううん…
はぁ……はぁ……」
タクマ「ナナセ!?意識があるんだな!?」
ユリエ「ナナセさん、動いちゃダメ!無理しないで!」
タクジ「肩に掴まってください!」
メグミ「もう終わりましたよ!」
メグミちゃん達にも支えられるナナセさんを見て…ますます涙が溢れ出てきた。
ナナセ「と、父さん…、ごめんね…。
アタシに…もう少し力があれば…」
ロクドウ「ナナセ…もう良い。ワシらの負けじゃ…。
潔く捕まろう…。ゴライアスはワシの代で終わりじゃ…」
そんな中…ポリス隊のサイレンが鳴り響いた。
ロクドウにも…ナナセさんの親孝行が伝わったのか…、ゴライアスを終わらせるとしたのだ。
そして…ナナセさんは私に向き直る。
なのに…私の視界は潤っていた。
ナナセ「…?マイ……泣いてるの…?」
マイ「ナナセさん……!」
ナナセ「マイ…、アンタとのバトルは…最高だったよ…。
正義と慈愛の心を持ったコマンダーと魂の通ったバトルをする…。それが何物にも変えがたいものだって事、今更わかったよ…」
マイ「私は……っ!何も…!」
タクマ「ナナセ…またオレ達とやり直そう。」
ナナセ「…考える時間を…ちょうだい…。こんなところだけど…ゴライアスは、アタシの故郷だったんだよ…。すぐには…心の整理がつかないよ」
ナナセさんの故郷だった…でも…
ゴライアス出身だからって…私たちは、ナナセさんを見限ったりなんかしない。
短期間だったけれど塾でお世話になったんだもの。
そして…タクマさんはこう言った。
タクマ「…オレ達はいつまでも待ってる。」
ナナセ「…うん…」
僅かながらに頷いたナナセさん。
そして…この基地にはポリス隊のサイレンが更に鳴り響いてきたのだ…。
それから…ゴライアスは壊滅となったのだ。
タイヘイ「大変だったね…皆病院に行っちゃったし…」
メグミ「うん…」
ゲンタ「色々とあった戦いだったな」
けど…何故か私はやるせない思いでいたのだ。
ツルギもヤイバも…タクマさんもナナセさんも、私のせいで傷ついてしまったも同然だから。
組織が壊滅になる前に、ツルギとヤイバが気がかりだった私は、すぐに下って再び付き添い、その途中でオウギ君とスヒロちゃんも駆けつけてくれた。
ユリエちゃんはケンゴさんとトキヒコさんを見つけ…
ユリエ「ケンゴさん、トキヒコさん」
呼び止めると2人が振り向いた。そして…
ユリエ「地下牢では…ひどい事言って、疑ってごめんなさい」
ケンゴ「閉じ込められてずっと長かったから、無理もない反応だ。」
トキヒコ「ああ…オレ達が蒔いた種なんだからな」
2人はユリエちゃんの謝罪を受け入れた。その時…
ゲンタからこんな事を聞いた。
ゲンタ「そういや、マイ」
マイ「ん?どうしたの?ゲンタ」
ゲンタ「ケンゴさんがお前さんを呼んでたぞ」
マイ「私を…?」
メグミ「うん。用があって…話したいって言ってたのよ」
ああ…きっと責められるんだろう…私がツルギとヤイバを…
その覚悟と重い足取りでケンゴさんのもとへ向かったのだ。
ケンゴ「マイさん…?」
マイ「…ケンゴさん…」
ケンゴさんに呼ばれた。
そして聞いた話によると、ツルギとヤイバも、体調は回復した模様。
怒られるに決まってるわ…だって私はそれくらいのことをしてしまったのだから…
マイ「そう…だったんですね。あ…あの…」
私は改まり、2人を救えなかった事を謝罪した。
マイ「…すみませんでした…!
ツルギもヤイバも…私のせいで…!私は…2人を助けると…言ったのに…!!
なのに私は何も…!!それどころか…追い込んでしまったんです…!!本当に…ごめんなさい…!!
それを…謝りたかっただけです…。それではそろそろ、失礼します…」
そして…一言謝り、その場をあとにしようとした瞬間…ケンゴさんに呼び止められた。
ケンゴ「…マイさん」
振り向くと……鬼の形相など何もなかったのだ。
そして…私達はまた話すことになったのだ。
タクジ「ナナセさん!!ナナセさん!!」
タクマさんとタクジが必死でナナセさんを介抱した。けど…私が引き受けたから…ナナセさんも…こんなに傷ついた。
全部…私の力不足だ…
やるせなさと、自分の無力さにまた瞳から雫が溢れ、頬を伝った。
ナナセ「う…ううん…
はぁ……はぁ……」
タクマ「ナナセ!?意識があるんだな!?」
ユリエ「ナナセさん、動いちゃダメ!無理しないで!」
タクジ「肩に掴まってください!」
メグミ「もう終わりましたよ!」
メグミちゃん達にも支えられるナナセさんを見て…ますます涙が溢れ出てきた。
ナナセ「と、父さん…、ごめんね…。
アタシに…もう少し力があれば…」
ロクドウ「ナナセ…もう良い。ワシらの負けじゃ…。
潔く捕まろう…。ゴライアスはワシの代で終わりじゃ…」
そんな中…ポリス隊のサイレンが鳴り響いた。
ロクドウにも…ナナセさんの親孝行が伝わったのか…、ゴライアスを終わらせるとしたのだ。
そして…ナナセさんは私に向き直る。
なのに…私の視界は潤っていた。
ナナセ「…?マイ……泣いてるの…?」
マイ「ナナセさん……!」
ナナセ「マイ…、アンタとのバトルは…最高だったよ…。
正義と慈愛の心を持ったコマンダーと魂の通ったバトルをする…。それが何物にも変えがたいものだって事、今更わかったよ…」
マイ「私は……っ!何も…!」
タクマ「ナナセ…またオレ達とやり直そう。」
ナナセ「…考える時間を…ちょうだい…。こんなところだけど…ゴライアスは、アタシの故郷だったんだよ…。すぐには…心の整理がつかないよ」
ナナセさんの故郷だった…でも…
ゴライアス出身だからって…私たちは、ナナセさんを見限ったりなんかしない。
短期間だったけれど塾でお世話になったんだもの。
そして…タクマさんはこう言った。
タクマ「…オレ達はいつまでも待ってる。」
ナナセ「…うん…」
僅かながらに頷いたナナセさん。
そして…この基地にはポリス隊のサイレンが更に鳴り響いてきたのだ…。
それから…ゴライアスは壊滅となったのだ。
タイヘイ「大変だったね…皆病院に行っちゃったし…」
メグミ「うん…」
ゲンタ「色々とあった戦いだったな」
けど…何故か私はやるせない思いでいたのだ。
ツルギもヤイバも…タクマさんもナナセさんも、私のせいで傷ついてしまったも同然だから。
組織が壊滅になる前に、ツルギとヤイバが気がかりだった私は、すぐに下って再び付き添い、その途中でオウギ君とスヒロちゃんも駆けつけてくれた。
ユリエちゃんはケンゴさんとトキヒコさんを見つけ…
ユリエ「ケンゴさん、トキヒコさん」
呼び止めると2人が振り向いた。そして…
ユリエ「地下牢では…ひどい事言って、疑ってごめんなさい」
ケンゴ「閉じ込められてずっと長かったから、無理もない反応だ。」
トキヒコ「ああ…オレ達が蒔いた種なんだからな」
2人はユリエちゃんの謝罪を受け入れた。その時…
ゲンタからこんな事を聞いた。
ゲンタ「そういや、マイ」
マイ「ん?どうしたの?ゲンタ」
ゲンタ「ケンゴさんがお前さんを呼んでたぞ」
マイ「私を…?」
メグミ「うん。用があって…話したいって言ってたのよ」
ああ…きっと責められるんだろう…私がツルギとヤイバを…
その覚悟と重い足取りでケンゴさんのもとへ向かったのだ。
ケンゴ「マイさん…?」
マイ「…ケンゴさん…」
ケンゴさんに呼ばれた。
そして聞いた話によると、ツルギとヤイバも、体調は回復した模様。
怒られるに決まってるわ…だって私はそれくらいのことをしてしまったのだから…
マイ「そう…だったんですね。あ…あの…」
私は改まり、2人を救えなかった事を謝罪した。
マイ「…すみませんでした…!
ツルギもヤイバも…私のせいで…!私は…2人を助けると…言ったのに…!!
なのに私は何も…!!それどころか…追い込んでしまったんです…!!本当に…ごめんなさい…!!
それを…謝りたかっただけです…。それではそろそろ、失礼します…」
そして…一言謝り、その場をあとにしようとした瞬間…ケンゴさんに呼び止められた。
ケンゴ「…マイさん」
振り向くと……鬼の形相など何もなかったのだ。
そして…私達はまた話すことになったのだ。
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